レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年01月12日
- 登録日時
- 2015/09/08 17:45
- 更新日時
- 2015/12/14 17:05
- 管理番号
- ASK0000024062
- 質問
-
解決
梅原成四(1918-1957、東京大学教養学部助教授(フランス文学))が、
昭和28年前後にどのような給費留学制度の中でフランス留学を果たしたのかを知りたいです。
専門誌・紀要類を含めて、1957年に死去した駒場のフランス文学の助教授の追悼記事・業績紹介を探すとすれば、
どのような資料にあたればよいかお教えてください。
もしくは東京大学に在職した教官について、経歴などを閲覧する方法があるものならば、それもお教えください。
- 回答
-
残念ながらご質問の中核である、梅原成四氏がどのような給費留学制度によりフランス留学を果たしたのかという点については、
明確な情報が得られませんでしたが、東京大学駒場図書館担当者の協力により、『教養学部報』に下記関連記事が確認できました。
24号、36号あたりが特に何かのご参考になればと思います。
24号(1953.9.28) 1面
教官動静 海外渡航 梅原成四助教授(仏語)は、仏国に留学
36号(1955.2.16) 1面
教官動静 海外出張 梅原成四助教授(仏語)十二月仏国より帰朝
4面
記事「滞仏雑感」(梅原成四)
その他、海外留学に関するものではありませんが、
7号(1951.12.14)4面、18号(1953.1.26)2面,23号(1953.7.10)3面,57号(1957.2.21)4面,63号(1957.9.21)2面にも
同氏の執筆記事あるいは同氏の関連記事が確認できております。
その他、
『教養学部の三十年』p.175 梅原成四氏の東大在任期間(昭和25年4月30日~32年7月25日)、
『東京大学一覧』昭和30年~33年度版 p.467(助教授になる),p.511(死亡)
に同氏の学内での異動に関する記事が記録されていますが、いずれも業績紹介を含むものではありませんでした。
一般的に東京大学に過去に在職した教官などの経歴を調査する場合、『東京大学一覧』の他、
東大あるいは部局の年史を調査することが多いかと思います。
上記のように部局の広報類にも参考になる情報が含まれることがあるようです。
下記、FAQもご参照下さい。
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/sogoto/contents/faq_3.html#q02
また東大関係資料に限らず、一般的な紀要類、専門誌に掲載された記事で同氏に関するものということであれば、
記事検索や人物書誌などを調べることがありますが、今回は適切な情報を見つけることができませんでした。
今回は完全にご希望の情報を得ることができませんでしたが、ご参考になれば幸いです。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 大学.高等.専門教育.学術行政 (377 9版)
- フランス文学 (950 9版)
- 参考資料
-
- 教養学部報. 東京大学教養学部, 1951-. (NCID:AN10429977)
- 教養学部の三十年 : 1949〜1979. 東京大学百年史教養学部史編集委員会, 1979. (NBN:JP79026749 / NCID:BN00415158)
- 東京大学一覽. 東京大学, 1953. (NCID:AN10042616)
- キーワード
-
- 梅原成四
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000179594