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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼久-2004-051
事例作成日
(Creation date)
2004/10/06登録日時
(Registration date)
2005年02月17日 02時18分更新日時
(Last update)
2007年08月24日 15時41分
質問
(Question)
以下の人物の略歴及び台湾美術展覧会について知りたい。
①人物の略歴 ア・倪蒋懐(ゲイショウカイ) イ・陳英声(チンエイセイ) ウ・郭柏川(カクハクセン) エ
・王白淵(オウハクエン) オ・陳植棋(チンショクキ) カ・黄土水(コウドスイ)
②台湾美術展覧会 ア・審査員 イ・出展者 ウ・開催の経緯 エ・何回まで続いたか
出典:「日本人が台湾に遺した武士道精神」(黄文雄 徳間書店 2003:県内公共図)
回答
(Answer)
①ア・ウ・オの略歴、及び絵画図版は、『東アジア/絵画の近代 油絵の誕生とその展開』にあり。残り3名については判明せず。
②アは『シリーズ近代日本の知 4』より、郷原古統、木下静涯、結城素明(内地審査員)、陳進(1932-1934年審査員)、松林桂月、勝田蕉琴が判明。
また、『東アジア/絵画の近代』に石川欽一郎の生徒として倪蒋懐らの名前があげられており、『日本の水彩画12 石川欽一郎』の年譜を見ると、「昭和2年10月 第1回台湾美術展覧会で審査員となる」との記述あり。
インターネット情報( http://www.roc-taiwan.or.jp/news/week/1929/113.html  中華週報 2004/10/06最終確認)「台湾の近代美術を育てた二人の日本人」(森美根子)より、塩月桃甫、藤島武二、梅原龍三郎が判明。
『歴史研究者交流事業(招聘)研究成果報告書集 下』所収「從日本『南畫新論』的提出 看台展、府展水墨意向的発展」(韋心瀅)に、網羅的ではないかもしれないが、第1-10回台展及び第1-6回府展の審査員(郷原古統ほか17名)の一覧表あり。中国語の論文だが、人名なので判読できる。
イは『シリーズ近代日本の知 4』より以下の出展者が判明。陳進、林玉山、郭雪湖、蔡媽達、大岡春濤、秋山春水、宮田彌太郎、村上無羅、林東令、周紅綢、彭蓉妹、林阿琴、黄早早、蔡永、蔡文華、謝永火、蔡九五、紀秀真、蔡雪渓、潘春源、朱?亭、徐清蓮、潘麗水。
また、インターネット情報より、李梅樹( http://www.limeishu.org  李梅樹記念館 2004/10/06最終確認)と呉梅嶺( http://www.cyhg.gov.tw/japanese/known/figures.htm  嘉義県政府 2004/10/06最終確認)が判明。
このほかに、アの審査員も出展している。
『歴史研究者交流事業(招聘)研究成果報告書集 下』所収「從日本『南畫新論』的提出 看台展、府展水墨意向的発展」(韋心瀅)に、網羅的ではないかもしれないが、第1-10回台展及び第1-6回府展の審査員を含む出展者名があり、かなりの数にのぼる。
ウは『シリーズ近代日本の知 4』より、台湾植民地政府が画家を台湾宣伝の旗手としたことや、創設に関わった中心人物、台展が文展や帝展などの官展を真似たものであること等がわかる。また、インターネット情報からも当時の事情を窺い知ることができる。
エは『東アジア/絵画の近代』の解説論文「台湾地区『新美術』の萌芽とその発展」(林曼麗)によると、台湾教育会が主催し、1927年から1936年まで毎年1回、計10回開かれた。1937年は日中戦争のため中止、1938年に台湾総督府文教局主催の〈府展〉と改称され、1943年太平洋戦争激化により中止されるまで6回開催。また、同論文の参考文献として中国語の論文が5点あげられている。
*「台湾美術運動史」(謝里法 台北 芸術家出版社 19--:筑波大図ほか)が、「中華週報」記事中で紹介されているが、内容は未確認。
*「京都教育大学紀要 A 人文・社会 75」(京都教育大学 1989.9:埼大図ほか)に、「台展,鮮展と帝展」(中村義一)という論文があるが、内容は未確認。
回答プロセス
(Answering process)
追記:備考欄のコメントにしたがい『日本統治時代の台湾美術教育』本書を確認する。特にp169-170に黄土水の記述が詳しい。他に、陳植棋、倪蒋懐、王白淵の名前があげられており、各展覧会などの付表がまとめられている(2007/04/23)。
事前調査事項
(Preliminary research)
調査済資料:「台湾人名辞典」「東洋人物レファレンス事典」「日本美術史年表」ほか
NDC
東洋画  (722 9版)
団体  (706 9版)
個人伝記  (289 9版)
参考資料
(Reference materials)
『シリーズ近代日本の知 4』 ((芸術/葛藤の現場):第2章「台湾近代画壇の『ローカルカラー』 -『台湾美術展覧会』東洋画部を中心に」(廖瑾?))
『東アジア/絵画の近代 油絵の誕生とその展開』
『歴史研究者交流事業(招聘)研究成果報告書集 下』 (「從日本『南畫新論』的提出 看台展、府展水墨意向的発展」(韋心瀅))
キーワード
(Keywords)
画家-中国
台湾美術展覧会
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
近畿大学中央図書館よりコメントをいただく(2007/04/09)。以下資料情報の本文。

2006年に下記の関連文献が刊行されており,関連する情報のいくつかが掲載されています。ご確認ください。
『日本統治時代の台湾美術教育 : 一八九五~一九二七』 楊孟哲著 同時代社 , 2006.2
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
人物
質問者区分
(Category of questioner)
図書館
登録番号
(Registration number)
1000020317解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決
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