レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 埼玉県立久喜図書館 (2110009) | 管理番号 (Control number) | 埼熊-2011-084 | |||||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2011年07月29日 | 登録日時 (Registration date) | 2011年09月20日 16時15分 | 更新日時 (Last update) | 2011年12月28日 14時22分 | |||||||||
質問 (Question) | 臨床心理学にかかわる人について書かれている図書を探している。 ①Thomas A. ②Bates J.E. ③Kagan J. ④Stern D.N. ⑤Kahn R.L. ⑥Antonucci T.C. ⑦Lewis M. | |||||||||||||
回答 (Answer) | ⑥Antonucci T.C.についての記述は見つからなかった。 ①~⑤⑦について、記述のある以下の資料を紹介した。 (1)『誠信心理学辞典』(外林大作〔ほか〕編 誠信書房 1981) ③p213-214〈熟慮型-衝動型〉の項にケイガン(Kagan J.)の研究に関する記述あり。 (2)『心理学辞典』(Andrew M.Colman〔著〕 岡ノ谷一夫〔ほか〕編 丸善 2004) ③p314〈熟慮性-衝動性〉の項にケイガン(Jerome Kagan)の研究に関する記述あり。また、関連事項として、p675〈マッチング・ファミリアー・フィギュアズ・テスト〉の項にも、開発者としてケイガンが紹介されている。 (3)『心理学事典 新版』(平凡社 1981) ①p440〈心理学史〉の項に「トマス・アクィナス(Thomas Aquinas)」の記述あり。(12~13世紀頃の記述) ③p659-660〈認知型〉の項の「認知的熟慮性-衝動性」にケーガン (Kagan J) の記述あり。また、p690〈発達〉の項に発達理論として紹介された部分あり。さらに、p800〈幼児期〉の項においては、幼児期の定義に関するケーガンの規定が紹介されている。 (4)『アイゼンク教授の心理学ハンドブック』(マイケル・W.アイゼンク著 白樫三四郎監訳 ナカニシヤ出版 2008) ②p552「ベーテス、マスリンとフランクル(Bates Maslin & Frankel 1985)は、生後12ヶ月の子供の愛着スタイルは、3歳になったときの、行動上の問題の出現を予測しなかったと報告している。」という記述あり。p1280「引用文献」中には、これに関する論文情報あり(英文)。 ③p552-553 ケイガン(Jerome Kagan 1984)の気質に関する仮説について記述あり。また、p573には知性の発達についてクライン(Klein)との共同研究の記述あり。p1300「引用文献」中には、著作および論文情報名あり(英文)。 ⑦p650-651 自己発達におけるルイス(Lewis M.)の主張について記載あり。p1303「引用文献」中には、著作および論文情報あり(英文)。 (5)『心理臨床大事典 改訂版』(氏原寛〔ほか〕共編 培風館 2004) ①p489「例えばトマス Thomas A. らは、生まれたばかりの乳児にも、手のかからない子、取り扱いの難しい子などといった気質の違いは認められるが、気難しい子供に対しても母親が焦らずじっくり応答した場合と、そうでなかった場合を比べると子供の行動に大きな違いが生じてくることを報告している。」という記述あり。具体的な論文名等の記述はなし。 ④p110、p192、p281 スターン(Stern D.)およびその研究に関する簡易な記述あり。 p665-666 力道精神医学および乳幼児精神医学に関して、スターンの関連が記述されている。p696 乳幼児精神医学の研究について記述あり。p963〈乳幼児研究〉の項にスターンの研究に関する記述あり。 (6)『波多野・依田児童心理学ハンドブック』(金子書房 1983) ①p247、865 トマス(Thomas A.)とチェス(Chess S.)の研究について記述あり。p886に引用文献情報あり(英文)。 ②p864 ベイツ(Bates J.E.)の研究について記述あり。p883に引用文献情報あり。 ③p248、255、477、487、634、646-647、649、660、766、774、801、859、874、963 ケイガン(Kagan J.)の研究について記述あり。 ⑦p618、623、643、647、789、804、873 ルゥイス(Lewis M.)の研究について記述あり。 (7)『乳幼児発達心理学』(医歯薬出版 1984) ①p129 トマス(Thomas A.)とモスの研究について記述あり。 ③p19、21、32 ケイガン(Kagan J.)の研究について各1、2ページほど記述あり。 (8)『保育のための乳幼児心理事典』(日本らいぶらり 1980) ③p236 思考の発達とその個人差・「認知スタイルと個人差」の項目に記述あり。 (9)『乳幼児心理学』(学術図書出版社 1991) ①p182 トマスとチェスの研究について記述あり。 ③p4 名前があがっているのみ。 (10)⑤Kahn R.L. 《Webcat plus》を〈Kahn, Robert Louis〉で検索する。 「年齢の嘘 医学が覆した6つの常識」(ジョン・W.ローウェ ロバート・L.カーン著 関根一彦訳 日経BP出版センター 2000)がヒットするが、所蔵なし。 《紀伊国屋書店BookWeb》を〈年齢の嘘〉で検索する。 著者紹介に〈カーン ロバート・L.〉の簡単な解説あり。 ( http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?KEYWORD=4822242021 2011/12/16最終確認) | |||||||||||||
回答プロセス (Answering process) | その他調査済み資料は、以下のとおり。 『ラルース臨床心理学事典』(N.シラミー著 弘文堂 1999) 『心理学辞典』(外林大作〔ほか〕編 誠信書房 1971) 『児童学ハンドブック』(朝倉書店 1973) 『教育・臨床心理学中辞典』(北大路書房 1990) 『西洋近代幼児教育思想史 2版』(東信堂 2010) | |||||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||||||||||
備考 (Notes) | ||||||||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | 人物 | 質問者区分 (Category of questioner) | 個人 | |||||||||
登録番号 (Registration number) | 1000091165 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |