レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/11/1
- 登録日時
- 2018/02/13 00:30
- 更新日時
- 2018/02/13 00:30
- 管理番号
- DR20171000240
- 質問
-
未解決
抹茶の木は何の木か。
以前、「茶の木の中でも、抹茶になるのは特別な木だ」と読んだ記憶がある。
- 回答
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抹茶の木という木はない。どの資料にも、栽培方法や使用する部位、製法により、異なるお茶になると記載されている。
『茶道ハンドブック』p.6‐に緑茶の種類として、「抹茶は大別して濃茶と薄茶に分けられる。濃茶は、三十年以上、七、八十年ぐらいの樹齢を経た木の新芽を摘む。」「薄茶は樹齢が三年から十五、六年ぐらいの木の新芽を摘んだものである。」と書かれている。
また、『日本の茶』p.260-に優良品種の選抜として、碾茶にするための品種選抜の歴史と、品種の特性の表が記載されている。
さらに、『茶の科学』p.6-には、茶樹の起源と伝播について記載がある。
- 回答プロセス
-
質問者が『現代煎茶道事典』『角川茶道大事典』の抹茶の項については確認済みだった。
そのため、まずは茶道関係の資料を確認したが見当たらず、製茶関係の資料を確認した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 農産物製造.加工 (619 9版)
- 参考資料
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- 現代煎茶道事典,主婦の友社/編,1981.4 (当館請求記号 R791/ゲ)
- 角川茶道大事典,林屋辰三郎/編集委員代表,2002.9 , ISBN 4-04-022601-1
- 茶道ハンドブック 茶道のすべてがわかる小事典 新版,田中仙翁/著,2007.4 , ISBN 978-4-385-41054-8
- 日本の茶 歴史と文化,吉村亨/著,1984.7 , ISBN 4-473-00879-7
- 茶の科学,村松敬一郎/編,1991.3 , ISBN 4-254-43031-0
- キーワード
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- 抹茶
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- 一般
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000230447