レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/07/25
- 登録日時
- 2022/05/14 00:30
- 更新日時
- 2022/05/17 12:05
- 管理番号
- 所沢椿峰-2022-002
- 質問
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解決
一等星と二等星の明るさの違いはどの程度なのか?
- 回答
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下記資料に記載があります。
〇『学研ハイベスト教科事典 地球・宇宙』 学研 2001年
〇『総合百科事典ポプラディア 2』 ポプラ社 2021年
〇『ヴィジュアル版星座図鑑』 藤井旭/著 河出書房新社 1999年
〇『宇宙138億年の謎を楽しむ本』 佐藤勝彦/監修 PHP研究所 2017年
〇『星空の教科書』 早水勉/著 技術評論社 2017年
〇『星空の楽しみ方』 高橋典嗣/著 洋泉社 2015年
〇『星を楽しむ天体観測のきほん』 大野裕明/著 誠文堂新光社 2019年
〇『星空がもっと好きになる』 駒井仁南子/著 誠文堂新光社 2018年
〇『世界一美しい星空の教科書』 大平貴之/著 宝島社 2019年
〇『星空ウォッチング』 沼澤茂美/著 新星出版社 2008年
- 回答プロセス
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1.所蔵資料の内容確認
〇『学研ハイベスト教科事典 地球・宇宙』 学研 2001年
p87-88「恒星の明るさ」に星の明るさについて記載あり。
「明るさが等比級数的に変化すると、等級目盛りは等差級数的にかわるという関係(ポグソンの法則)を用いたもので、1等星が6等星の100倍の明るさがあるという事実から出発すると、1等級差は2.512倍の明るさの比に対応する。」との記載あり。
〇『総合百科事典ポプラディア 2』 ポプラ社 2021年
p59-60「いっとうせい」に星の明るさについて記載あり。
「現在では、1等級の差を2.512倍とし、1等星は6等星にくらべてちょうど100倍明るくなるように等級が定められている。」との記載あり。
〇『ヴィジュアル版星座図鑑』 藤井旭/著 河出書房新社 1999年
p10「星の明るさと星のものさし」に星の明るさについて記載あり。
「肉眼で見える最も暗い星が6等星で、明るい1等星は、その100倍の明るさがあります。(中略)1等級ちがうと2.5倍ずつ明るさがちがってくることがおわかりいただけることでしょう。」との記載あり。
〇『宇宙138億年の謎を楽しむ本』 佐藤勝彦/監修 PHP研究所 2017年
p173「3章 星の誕生から死まで」「星の明るさ「等級」」に星の明るさについて記載あり。
「古代ギリシャの天文学者ヒッパルコスが、肉眼で見える星の中でもっとも明るいものを一等星、もっとも暗い星を六等星として、星の明るさを六段階に分類したのが等級の始まりとされます。現在では等級は厳密に定義され、一等星は六等星のちょうど100倍の明るさを持ち、一等級上がるごとに星の明るさは約2.5倍増えることになっています。」との記載あり。
2.後日調査の追加事項
〇『星空の教科書』 早水勉/著 技術評論社 2017年
p16「Chapter1 星図を見るための基礎知識」「星図に描かれている天体「恒星」」に星の明るさの等級について記載あり。
「恒星の明るさを定量的に測定したところ、1等星の光量は6等星のほぼ100倍であることがわかります。イギリスの天文学者ノーマン・ポグソンは、数式により「5等級差は光量で100倍の差」と定義しました。(中略)また、ポグソンの公式から「1等級差は光量で2.512倍」となります。」との記載あり。
〇『星空の楽しみ方』 高橋典嗣/著 洋泉社 2015年
p37-39「第2章 星と宇宙の基礎知識」「星の明るさと色」に星の明るさを示す等級について記載あり。
「イギリスの天文学ジョン・ハーシェルは、1等星の明るさが6等星の約100倍であることをつきとめた。1等星から6等星まで等級が5つ違えば明るさは100倍違う、ということをもとにして等級を決めていくと、1等級の明るさのちがいは、約2.5倍になる。」との記載あり。
〇『星を楽しむ天体観測のきほん』 大野裕明/著 誠文堂新光社 2019年
p22「第2章 星と星座の観測」「星の明るさ」に星の明るさについて記載あり。
「星の明るさには1等星、2等星、3等星などの表記がありますが、明るさが1等変化するごとに2.512倍の変化があり、1等星は6等星の100倍もの明るいことになり、6等星100個分の明るさが1等星ということになります。」との記載あり。
〇『星空がもっと好きになる』 駒井仁南子/著 誠文堂新光社 2018年
p31「第2章 星のことを知る」「星の明るさ」に星の明るさについて記載あり。
「2等星 1等星より2.5倍暗い星。街中でも晴れた日にはよく見えます。全天で67個。」との記載あり。
〇『世界一美しい星空の教科書』 大平貴之/著 宝島社 2019年
p34「星の明るさと見え方」に星の明るさを表す等級について、「1等級小さくなるごとに約2.5倍明るくなります。」との記載あり。
〇『星空ウォッチング』 沼澤茂美/著 新星出版社 2008年
p38「星座と星空」「星の明るさと距離」に明るさを示す等級について記載あり。
「1等星は6等星の100倍明るく、1等級の差が2.5倍の差であることがわかりました。」との記載あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 天文学.宇宙科学 (440 9版)
- 実地天文学.天体観測法 (442 9版)
- 恒星.恒星天文学 (443 9版)
- 参考資料
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- 学研ハイベスト教科事典 地球・宇宙 学研 2001.11 031 4-05-301057-8
- 総合百科事典ポプラディア 2 ポプラ社 2021.11 031 978-4-591-17084-7
- ヴィジュアル版星座図鑑 藤井旭/著 河出書房新社 1999.2 443.8 4-309-25111-0
- 宇宙138億年の謎を楽しむ本 佐藤勝彦/監修 PHP研究所 2017.2 440.4 978-4-569-76667-6
- 星空の教科書 早水勉/著 技術評論社 2017.1 442 978-4-7741-8617-7
- 星空の楽しみ方 高橋典嗣/著 洋泉社 2015.7 442 978-4-8003-0676-0
- 星を楽しむ天体観測のきほん 大野裕明/著 誠文堂新光社 2019.11 442 978-4-416-61951-3
- 星空がもっと好きになる 駒井仁南子/著 誠文堂新光社 2018.5 442 978-4-416-61807-3
- 世界一美しい星空の教科書 大平貴之/著 宝島社 2019.8 443.8 978-4-8002-9688-7
- 星空ウォッチング 沼澤茂美/著 新星出版社 2008.8 443.8 978-4-405-07111-7
- キーワード
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- 一等星
- 二等星
- 星
- 明るさ
- 等級
- 恒星
- 天文学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 小学生
- 登録番号
- 1000316169