レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/12/02
- 登録日時
- 2017/12/01 00:30
- 更新日時
- 2017/12/01 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-170063
- 質問
-
解決
以下の句の出典が知りたい。
「身に添うは、頭巾、襟巻、杖、眼鏡、たんぽ、温石、しびん、孫の手」
「疎くなる 気短かになる 意地になる 心はひがむ 身はふるうなり」
「聞きたがる、死にとむながる、寂しがる、心はまがる、欲ふかくなる」
- 回答
-
以下の資料に記載がありました。※【 】内は当館請求記号です。
資料1 奈良康明 編著『仏教名言辞典』東京書籍, 1989【180.33/ナヤ89X/R】
p.105「手は振るう足はよろつく歯は抜ける 耳は聞こえず目はうとくなる」の項
「(前略)<出典>江戸、仙崖義梵(せんがいぎぼん) (一七五〇 ― 一八三七)、「老人六歌仙」。(中略)<解説>これは、千崖の画讃に見えるもので、彼は「古人の歌」と記しているが、一般に仙崖「老人六歌仙」と呼ばれている(中略)しわがよるほくろがでける腰曲がる 頭がはげるひげ白くなる 手は振るう足はよろつく歯は抜ける 耳は聞こえず目はうとくなる 身に添うは頭巾襟巻杖目鏡 たんぽおんじゃくしゅびん孫の手 聞きたがる死にとむながる淋しがる 心は曲がる欲深くなる くどくなる気短かになる愚痴になる 出しゃばりたがる世話やきたがる 又しても同じ話に子を誉める 達者自慢に人はいやがる(後略)」
資料2 渋沢秀雄「老人六歌仙」 『文藝春秋』 文藝春秋, 1971, 49巻2号, pp.76-77【P051.3/フ】
・「国立国会図書館デジタルコレクション」
「教訓俚歌集」http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/755138(最終アクセス日:2017/07/28)
24コマ目「老人六歌仙」の項
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 仏教 (180 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 詩
- 仙厓, 義梵(センガイ, ギボン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 社会人
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000225707