レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20181101
- 登録日時
- 2018/11/12 00:30
- 更新日時
- 2019/02/25 19:43
- 管理番号
- 401000338
- 質問
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解決
童話発表会について 熊本県の小学校で行われている童話発表会について、詳しく知りたい。
具体的には、
1 どうして熊本県だけで行われているのか
2 熊本県内でも実施していない学校があるのはなぜか
3 いつ、どのような目的で始まったのか
4 ルールは統一されているのか
5 現在実施されている学校のリストのようなものはあるのか
6 大会は複数の地域で行われているが、どのように分けているのかなどが知りたい。
- 回答
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熊本県童話発表大会に関する質問6点について、以下のとおり回答した。
1 熊本県童話発表大会は、熊本県教育委員会と熊本県立図書館が主催で、県内の小学生を対象としている。
小学生を対象に含む童話等の発表の場は他にもあり、九州では複数の地域で行われているようである。
本事業以外にも他の地域で小学生が童話を発表する催しは実施されているものと認識している。
2 発表者は熊本県内の小学校、義務教育学校小学部及び特別支援学校小学部の第1学年から第6学年の全児童を対象として広く参加を呼びかけている。
ただし、対象者が所属する学校に参加を義務化しているものではない。
3 『熊本県立図書館年報(昭和37年度・昭和38年度)』には、下記のような記述があった。
「こどもの時代から童話に親しませ、ゆたかな情操を養うとともに自分の読んだ図書を正しく理解して第三者に的確に伝達するための表現と正しいことばづかいの関心を高めさせるために昭和36年度からこの催しをはじめた。」
4 発表に関して「開催要項 7注意事項」として下記4点を示している。
(1)発表内容は、童話(日本、外国、創作など)、民話など児童の読み物を対象とする。
(2)発表時間は、1~2年生は1人5分、3~6年生は1人7分とする。ただし、30秒以内の発表時間の過不足は、減点の対象としない。題名、学校名、学年、氏名も発表時間に含む。
(3)発表のときは、資料を持たない。
(4)発表者は全員スタンドマイクを使用する。
5 今年度実施した第57回熊本県童話発表大会については、県大会に参加した発表児童が所属している小学校名もホームページで公開している報告内容に記載している。
地方大会等を含めたところでの実施校のリストはない。
6 「開催要項 6発表者」の項で以下のとおり定めている。
「各地方大会の主催者は、熊本市、山鹿市及び教育事務所を単位として地区大会を実施する。推薦児童数は熊本市より4名、山鹿市より1名、その他の教育事務所管内から2名とする。」
なお、熊本県内に教育事務所は9か所なので、11地区に分かれて地区大会を実施している。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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新聞・雑誌記事のデータベースで調べたが、詳しくは分からなかった。
- NDC
- 参考資料
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- 熊本県立図書館年報 昭和37―47年度 |熊本県立図書館/編|1965年 (0111662565|D/010.5/ク/)
- キーワード
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- 童話発表大会
- 童話 発表
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000245629