レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/12/31
- 登録日時
- 2015/02/28 00:30
- 更新日時
- 2015/02/28 00:30
- 管理番号
- 滋2014-0094
- 質問
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解決
成長痛について知りたい。
- 回答
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『看護学大辞典』によりますと、「幼児・学童において明確な原因疾患がなくて生じる四肢の疼痛をいう。関筋通と筋肉痛が含まれるが、これを区別することが困難な場合がある。好発部位は膝や大腿である。疼痛以外には何の症状もなく、夜間に訴えることが多く昼間は無症状である。疼痛は数日続いて間欠的に起こり、数か月続くこともある。特別な治療はないが、湿布やマッサージを行うと患児は安心する。関節痛をきたす他の疾患との区別が重要である。」とあります。
また、『保健同人家庭の医学』には、「10歳未満、ことに5~6歳ごろの子どもが、夕方から夜にかけて、いつも下肢(かし)を痛がることがあります。検査しても異常がない場合、これを成長痛とよんでいます。神経質な子どもに多く、心身症(しんしんしょう)のひとつの症状とも言われています。痛みを訴えるのは寝入りばながいちばん多く、夜中にめざめて泣きだす子もいます。両側の膝関節(しつかんせつ)が同時に痛むことが多いのですが、それが片側であったり、足関節であったりと、違っているのも特徴的です。お母さんがさすってあげると眠りにつき、翌朝はけろりとしています。」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 臨床医学.診断.治療 (492 8版)
- 参考資料
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- 1 看護学大辞典 メヂカルフレンド社 2002年 R-4929-カ p.1222
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2 保健同人家庭の医学 保健同人社 2000年 3-5982-カ p.1328
- キーワード
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- 成長痛
- 心身症
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 2110049-2401(守山市立図書館提供)
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000168351