レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/01/10
- 登録日時
- 2015/04/03 00:30
- 更新日時
- 2015/04/03 00:30
- 管理番号
- 6001006674
- 質問
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解決
「日本庶民生活史料集成 第3巻」の『菅江眞澄遊覽記(抄) 』に載っている絵図について説明している本を教えて欲しい。
- 回答
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『菅江眞澄遊覽記(抄) 』の図について調査しましたが、掲載されている絵図を解説している資料は見つかりませんでした。
ただ、図と該当する本文中の該当箇所を掲載している『菅江真澄民俗図絵』という資料があります。また、現代語訳されている資料『菅江真澄遊覧記 1 平凡社ライブラリー』があります。絵図の説明の際参考になるかもしれません。例として「日本庶民生活史料集成 第3巻」p.8に掲載されています「薄明神」に関する記述をそれぞれ紹介します。
・『菅江真澄民俗図絵』(上巻 菅江真澄/ [著] 岩崎美術社 1989.2)
p.10に「その里になりて神籬を見奉れば、みやしろの左に、軒とひとしう高き、はたすゝきをあまた植たりける」と記載されています。
この部分の現代語の訳は以下のとおりです。
・『菅江真澄遊覧記 1 平凡社ライブラリー』(菅江真澄/著 平凡社 2000.4)
p.175に「その里にはいって神垣を見奉ると、御社の左に軒と同じ高さのはたすすきがたくさん植えられてある」と書かれています。またこの部分の注には「本殿の向かって右側に柵でかこんだ薄のひとむらが描かれて、「もろまつのすすき」と記されている」とあります。
図に関する直接の説明ではありませんが参考までに紹介しました。
[事例作成日:2015年1月10日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日記.書簡.紀行 (915 8版)
- 風俗史.民俗誌.民族誌 (382 8版)
- 参考資料
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- 菅江真澄民俗図絵 上巻 菅江/真澄∥[著] 岩崎美術社 (10)
- 菅江真澄民俗図絵 中巻 菅江/真澄∥[著] 岩崎美術社
- 菅江真澄民俗図絵 下巻 菅江/真澄∥[著] 岩崎美術社
- 菅江真澄遊覧記 1 菅江/真澄∥著 平凡社 (175)
- 日本庶民生活史料集成 第3巻 三一書房
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌事項調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000170292