レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年11月3日
- 登録日時
- 2007/07/11 02:10
- 更新日時
- 2009/02/10 17:27
- 管理番号
- OSPR05110121
- 質問
-
解決
大阪のやきもの(陶器)に関する本を探しています。
周辺の府県には有名どころがいくつもありますが、大阪では古代の資料しか見つかりません。
「難波津焼」に関しては舞洲陶芸館の資料と大阪春秋を見たのですが、それ以外で大阪のやきも
のを紹介する資料があるでしょうか。
『日本のやきもの』を現在調査中ですが、それ以外にあれば教えてください。
- 回答
-
大阪の陶芸について、やきもの紀行的なものには記載があります。
例えば、『やきもの大百科』2西日本編(ぎょうせい、1990)に、桃山から
幕末にかけて成立した、大阪のやきものとして、高原焼、難波焼、湊焼、
谷焼、吉向焼、古曾部焼、高槻焼、桜井里焼をあげ、代表的なものとして、
高槻焼、湊焼、吉向焼を写真入りで説明しています(p38-39)。
窯里探訪では、現在も続く吉向焼(きっこうやき)の窯元の訪問記があります
(p120-121)。
これより若干古い資料になりますが、『日本やきもの集成7近畿2』(平凡社、1987)でも、
p106-110にかけて大阪のやきものを紹介しており、上記の事項にあるやきもの
それぞれについて5-30行ほどの解説を入れており、高原焼については、
別に「幻想の高原焼」と題するコラムが1ページにわたり記載されています。
個々のやきものについては、
『古曾部焼研究』(杉本捷雄著、学芸書院、1936) 777/209#
『堺陶芸文化史』(新屋隆夫著、同朋舎、1985) 941/567#
『吉向焼』(保田憲司著、保田藤子、1984) 751.1/22N
『水間焼』(新屋隆夫編、中野弥平治、2003) 751.1/276N
があります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 陶磁工芸 (751 8版)
- 参考資料
-
- 『やきもの大百科』2西日本編(ぎょうせい、1990)(ページ:38-39,120-121)
- 『日本やきもの集成7近畿2』(平凡社、1987)(ページ:106-110)
- 『古曾部焼研究』(杉本捷雄著、学芸書院、1936)
- 『堺陶芸文化史』(新屋隆夫著、同朋舎、1985)
- 『吉向焼』(保田憲司著、保田藤子、1984)
- 『水間焼』(新屋隆夫編、中野弥平治、2003)
- キーワード
-
- 焼き物
- 陶磁器
- 陶芸
- 大阪
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 大阪
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000035937