レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/11/28
- 登録日時
- 2019/12/26 00:30
- 更新日時
- 2019/12/26 00:30
- 管理番号
- 滋2019-0026
- 質問
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解決
2004年以降から使用されているパラリンピックシンボルの「スリーアギトス」について、構成する三色や曲線の意味を教えてほしい。
- 回答
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『まるわかり!パラリンピック』には2004年アテネ大会以降のパラリンピックのシンボル「スリーアギトス」について、次のように説明されています。
「世界の国旗にもっとも多く使われている色として赤・青・緑の三色が使われています。また、三つの曲線は「動き」を象徴したもので、世界中の選手がパラリンピックの舞台に集まることを意味しています。このマークは、選手たちがスポーツを通して世界の人びとを感動させていること、パラリンピックにかかわるすべての人たちが、いつも前進しあきらめないことを表現しています」。
また、『パラリンピック大事典』では次のように書かれています。
「「アギト」(ラテン語で「私は動く」という意味)と名づけられたラインが3本組み合わされ、「スリーアギトス」とよばれています。世界の国旗で多く使われている色である赤・青・緑のアギトは、円を囲むように置かれ、世界中から選手が集まり、競い合う様子を表しています。このシンボルには、選手たちが決してあきらめずに前進し、世界を動かしているという意味がこめられています。」
一方、『オリンピック・パラリンピックで知る世界の国と地域 1』では、次のとおりです。
「「赤、青、緑の3色は、世界中の国旗でもっとも多く使われている色で、人間にとって重要な心、体、魂という3つの要素を示している。カーブのかかった線は、パラリンピック選手の活躍が世界の多くの人たちを勇気づけることを表現したもので、「スリー・アギトス」とよばれる。」
なお、日本パラリンピック委員会のサイトでは、「このシンボルマークは「スリーアギトス」と呼ばれています。「アギト」とは、ラテン語で「私は動く」という意味で、困難なことがあってもあきらめずに、限界に挑戦し続けるパラリンピアンを表現しています。赤・青・緑の三色は、世界の国旗で最も多く使用されている色ということで選ばれました。 」と記載されています。
日本パラリンピック委員会のURL (2019年12月1日現在) https://www.jsad.or.jp/paralympic/what/index.html
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- スポーツ.体育 (780 8版)
- 参考資料
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- 1 まるわかり!パラリンピック [1] パラリンピックってなんだろう? 日本障がい者スポーツ協会∥監修 文研出版 2014.10 JB-78 p.7
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2 パラリンピック大事典 和田浩一∥監修 金の星社 2017.3 JB-78 p.11 -
3 オリンピック・パラリンピックで知る世界の国と地域 1 オリンピック・パラリンピックの歴史 日本オリンピック・アカデミー∥監修 小峰書店 2018.4 JB-78 p.29
- キーワード
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- スリーアギトス
- パラリンピック
- シンボルマーク
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000271600