レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2003/02/13
- 登録日時
- 2006/06/29 02:10
- 更新日時
- 2010/02/12 11:57
- 管理番号
- 埼久-2002-138
- 質問
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解決
ドイツの法学者、ウォルター・カスケル(Walter Kaskel 1882-1928)の著作の邦訳と、その所蔵館を知りたい。
- 回答
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以下の1冊と所蔵館が判明する。「独逸社会保険法論」(Kaskel Sitzler共著 為替貯金局 1919:国会図、山梨県図、東大経図)。この情報を紹介する。
- 回答プロセス
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《NACSIS Webcat》を〈Kaskel Walter〉で検索すると45件ヒット。うち邦訳は、「独逸社会保険法論」のみ。
《ゆにかねっと》でも同結果だった。
『法政経済社会論文総覧』に、森山武一郎「労働法演習とカスケル教授の『団結的闘争手段』に就て」(「法政新誌 5巻3号」 大正15)があるが、カスケルの著作ではない。
念のため《NDL-OPAC(雑索)》もノーヒット。
邦訳は「独逸社会保険法論」の1点と思われる。なお、人名辞典等で主著にあげられている「新労働法」については、原著が下記の通り判明した。「Das neue Arbeitsrecht」(Springer 1920:東大総ほか)。
- 事前調査事項
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調査済資料:「岩波西洋人名辞典」(増補版)「日本大百科全書」「二十世紀西洋人名事典」等に経歴及び著作の紹介あり。主著として「新労働法」(1920)があげられているが、邦訳の有無は不明。インターネットの検索エンジンやWeb-OPACでは、うまくヒットしない。
- NDC
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- 出版 (023 9版)
- 社会保障 (364 9版)
- 参考資料
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- 「独逸社会保険法論」(Kaskel Sitzler共著 為替貯金局 1919:国会図、山梨県図、東大経図)
- キーワード
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- 出版-書誌
- Kaskel Walter(カスケル ウォルター)
- 社会保険-法律-ドイツ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000029225