レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 大阪府立中央図書館 (2120005) | 管理番号 (Control number) | OSPR13060023 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
事例作成日 (Creation date) | 2013/9/7 | 登録日時 (Registration date) | 2013年12月31日 20時03分 | 更新日時 (Last update) | 2013年12月31日 21時26分 | |||||||||||
質問 (Question) | ケプラーの法則について、小学生向けに解説されている資料を探しています。 | |||||||||||||||
回答 (Answer) | 【ケプラーの法則とは】 ドイツの天文学者ヨハネス・ケプラーが発見した惑星の運動に関する法則で、下記の3種類があります。 第一法則:公転軌道はだ円軌道で、太陽はその中心ではなく焦点の一つである 第二法則:惑星が太陽を公転するとき、惑星と太陽をむすぶ道径が一定時間にえがく面積は一定である 第三法則:太陽と惑星の平均距離の3乗は公転周期の2乗に比例する ※『総合百科事典ポプラディア4(け・こ・さ)』(ポプラ社 2011.1)より抜粋(p39) まず、『どの本で調べるか 小学校版3(きゅう?こよーて)』 (図書館資料研究会/編 リブリオ出版 1997.5)で「ケプラー」の項目(p117)を調べたところ、6冊の資料が紹介されていました。(この資料の2003・2006年版には記載なし) その内、当館で所蔵している下記の資料について、内容を確認しました。 『宇宙(おもしろ科学史ライブラリー2)』(山田陽志郎/著 あかね書房 1993.3) →ケプラーの生涯や法則について、漫画や図表を多く用いて分かりやすく解説しています。(p26~45) 『宇宙のなぞを解いた人々:コペルニクス・ティコ=ブラーエ・ガリレオ・ケプラー・ハーシェル・ヘール(さえら伝記ライブラリー)』(草下英明/著 さ・え・ら書房 1979) →「ケプラーの法則」という項目があり、法則についても比較的詳しく解説されていますが、文字が小さく、内容は高学年向きです。(p161~168) 『宇宙を観た人:コペルニクスからアインシュタインまで(平凡社カラー新書)』(中村誠太郎/著 平凡社 1977) →ケプラーについて言及している部分で法則にも触れていますが、小学生にとっては分かりにくい内容です。(p77~83) 『大地を動かした人びと:コペルニクスからニュートンへ(かもしか文庫)』(関口直甫/著 新日本出版社 1976) →ケプラーの生涯について解説した部分で法則にも触れていますが、小学生にとっては分かりにくい内容です。(p97~123) 次に、本の内容が調べられる東京都立図書館の蔵書検索で「ケプラー」で検索したところ、9冊の資料がヒットしました。(児童書を所蔵している多摩図書館の所蔵のみを検索) その内、当館で所蔵している下記の資料について、内容を確認しました。 『まんが・写真教科書にでてくる最重要人物185人』(田代 脩/監修 学研教育出版 2013.6) →法則について簡潔に紹介しています。(p230) 『誰かに伝えたい!勇気がわいてくる科学者の言葉1』(海部 宣男/監修 金の星社 2012.12) →ケプラーについて紹介しているページで、法則についても簡単に触れていますが、それほど詳しくはありません。(p24~25) 『子供の科学』75(7)<915>(誠文堂新光社 2012.7 タイトルコード:29912000230645 請求記号:P40/16N) →ケプラーについては紹介されていますが、法則の内容についてはほとんど触れられていません。(p82~83) 『宇宙開発(天文・宇宙の科学)』(山田陽志郎/著 大日本図書 2012.3 タイトルコード:10021202013466 請求記号:J538/88N) →ケプラーについては紹介されていますが、法則の内容についてはほとんど触れられていません。(p11) 『楽しく作れる!役に立つ!中学生のリサイクル工作』(滝川 洋二/監修 成美堂出版 2007.6 タイトルコード:10020701205149 請求記号:J750/255N) →ケプラー式望遠用の作り方が紹介されていますが、法則には触れられていません。(p10~13) その他、こども資料室の宇宙や科学に関する書架にも、法則について解説している資料がありました。 『宇宙の発見(人がつなげる科学の歴史2)』(池内了/日本語版監修 文溪堂 2010.2) →「ケプラーのだ円」の項目で、ケプラー自身と法則について簡単に解説しています。(p10~11) 『スーパー理科事典:知りたいことがすぐわかる』(石井忠浩/監修 増進堂・受験研究社 2006.7) →ケプラーの法則について比較的詳しく解説していますが、内容が若干難しく高学年向きです。(p207) 『なるほど宇宙』(宇宙開発事業団/監修 宇宙環境利用推進センター 2002.3) →ケプラーについて解説した部分で、法則にも簡単に触れています。(p148~149) 『科学偉人伝:まんが発明発見の科学史』(ムロタニツネ象/まんが くもん出版 1997.2 タイトルコード:10000001298374 請求記号:J402/9N) →「地動説はついに勝利した!」の項目で、まんがで分かりやすく法則について解説しています。(p27~33) 『星・星座(学研の図鑑)』(堀源一郎/指導・執筆 学研 1979.3 タイトルコード:10000000943987 請求記号:J440/57N) →ケプラーの法則について簡単に解説しています。 | |||||||||||||||
回答プロセス (Answering process) | ||||||||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||||||||||||
NDC |
| |||||||||||||||
参考資料 (Reference materials) |
| |||||||||||||||
キーワード (Keywords) |
| |||||||||||||||
照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||||||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||||||||||||
備考 (Notes) | ||||||||||||||||
調査種別 (Type of search) | 書誌的事項調査 | 内容種別 (Type of subject) | 質問者区分 (Category of questioner) | |||||||||||||
登録番号 (Registration number) | 1000142931 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) |