レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年07月19日
- 登録日時
- 2014/03/22 10:38
- 更新日時
- 2014/03/22 10:38
- 管理番号
- tr308
- 質問
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解決
江戸時代頃あったという、「宇都宮の七水」について、記載がある資料が知りたい。
- 回答
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以下の資料に記載がありました。
・『栃木縣史 第11巻 史蹟名勝編』(田代善吉/著 臨川書店 1972)p189-191
※下野史談会 1938刊の復刻版
p188に「宇都宮市には昔より誰言ふとなく、七木、七水、八河原と言ふ名称を並べて名所の一つにしてゐたことがあつた、明治時代より殆んど廃れて、名のみ残つてゐるに過ぎない」との解説があります。さらに、「明治の御代となつてからは、水は涸れ、或は井戸は埋められたものもある。」と述べられ(p189)、「池上の虹の井」「馬場の井」「石町の井」「亀井の水」「明神の井」「瀧の水」「慈光寺の天女水」の7つを挙げて説明されています。ただ、「以上の外に池上町の虹の井、亀井水、明神の供水、馬場先、瀧の井、新町口の嘶の清水、慈光寺の天女水、東石町の芝田の井などを七水と云ふ説もある。」とも述べられています(p191)。
・『宇都宮の歴史 増補新版』(徳田浩淳/著 落合書店 1979)p338
「池の井」「馬場の井」「東石町の井」「亀井の水」「明神の井」「滝の井」「慈光寺の天女水」の説明があり、「右の外に、嘶の清水(南新町口にあった)を加えて慈光寺の天女水を除いたもの、池上町虎屋の井を入れたもの、延命院の地蔵水など、清泉が何カ所かあった。」と述べられています。
・『宇都宮城物語』(福田三男/著 下野新聞社 2007)p98-99
「池の井」「馬場の井」「亀井の井」「明神の井」「滝の井」「東石町の井」「天女水」の7か所を挙げ、「嘶の清水」が入ることもあるとの説明があります。
・『下野伝説集 追分の宿 改訂増補版』(小林友雄/著 月刊さつき研究社 1976)p122-124
「虹の井」「馬場の井」「鏡の井」「亀井の水」「明神の井」「滝の水」「天女水」を挙げ、名前の由来や場所の説明があります。
・『あの町この街 第1-14号』(随想舎/編、発行 1986)※合冊製本
各号、一枚もののリーフレットです。「うつのみや史跡・文化財探訪」というタイトルの地図が各号に掲載されており、この中に七水の一部の所在地が示されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 関東地方 (213 9版)
- 伝説.民話[昔話] (388 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 七水
- 清泉
- 宇都宮
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000151057