レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/12/03
- 登録日時
- 2010/02/13 02:13
- 更新日時
- 2010/02/13 02:13
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-090235
- 質問
-
未解決
大崎市鳴子温泉(旧鳴子町大口)の手代森地名を調べています。「宮城県各村字調書」(宮城県史32 p.462)にありますが、場所がはっきり分かりません。
- 回答
-
当館資料を調査いたしましたが、手代森の地名は確認できませんでした。
- 回答プロセス
-
1.以下の資料で調査時期を絞りました。
『宮城県史 32』 宮城県史編纂委員会編、宮城県史刊行会 1987 【K201/ミ1-2/32】
「宮城県各村字調書」に「明治五年七月の大蔵省達第八三号で地券が発行されることになってから、前記市町村制施行までの間のいずれかの時期(十七、八年頃と思われる)に作成されたものであろう」と記述があります。
『角川日本地名大辞典 4 宮城県』 角川日本地名大辞典編纂委員会編 角川書店、1979 【290.3/ニ2】
※小字一覧の手代森は宮城県史より引用
『鳴子町史』
調書が作成された当時、手代森は大口村の字名で、その後大口は、
明治22年4月 温泉村(大口村、鳴子村、名生定村合併)大口は大字名
大正10年4月 川渡村(温泉村から分立)大口は大字名
昭和29年4月 鳴子町(川渡村、鳴子町、鬼首村合併) 大口は大字名と変遷しています。
2.大口村が温泉村に合併するのが、明治22年4月であることから、下記地図および資料を調査いたしましたが手代森は確認できませんでした。
『宮城県管内明細絵図』 佐久間徳郎、明治11年 【K290/78Y】
『宮城県管内図』 富士波出版社 【K290/--0】
『宮城県管内図』 塔文社 【K290/--0】
『新選宮城県管内図』 白木半右衛門、明治15年 【K290/82X】
『改正区域宮城県管内市町村全図』 三輪秀春、明治24年 【K290/913】
『鳴子絵図』 山本晃、鳴子温泉旅館組合事務局 大正13年 【293.32/248】
『玉造郡誌』 玉造郡教員会編 玉造郡教育委員会、1929 【K233/タ1】
明治8年製の大口村の地図がありますが、手代森は確認できませんでした。
『鳴子町史 上巻』 鳴子町史編纂委員会編 鳴子町、 1974 【K233.2/ナ1/1】
『鳴子町史 下巻』 鳴子町史編纂委員会編 鳴子町、 1978 【K233.2/ナ1/2】
『鳴子の文化財 第13集』 鳴子町教育委員会∥編 鳴子町、 1990 【709.33/ナ1】
『写真で見る鳴子の今昔』 仙北新聞社∥編 仙北新聞社、 2002 【K233.2/023/タ】
『鳴子温泉遊覧案内』 石塚直太郎 石塚直太郎、 1924 【K293.3/イ1】
『宮城県地名考』 菊地勝之助 宝文堂、1970 【K290.3/キ1】
『宮城県の地名』 平凡社地方資料センター編 平凡社、1987 【290.3/ミ43】
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本 (291 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 宮城県大崎市
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000063254