レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年10月08日
- 登録日時
- 2015/03/24 19:59
- 更新日時
- 2015/03/24 19:59
- 管理番号
- tr358
- 質問
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解決
天正18年(西暦1590年)7月26日、宇都宮仕置で宇都宮に行った豊臣秀吉、徳川家康等の行動に関する資料が知りたい。
- 回答
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当館では、以下の資料を所蔵しています。
・小林清治/著「秀吉の宇都宮仕置-関東仕置と奥州仕置-」(『栃木県立文書館研究紀要 第6号』(栃木県立文書館/編、発行 2002)p.1-21所収)
記述は秀吉の動向が中心ですが、「3-(1)家康の宇都宮参候とその意義」(p.10-11)に、家康への言及もあります。
また、参考文献が豊富に記載されていますので、この中の資料に関連する記述がある可能性があります。
・『知られざる下野の中世』(橋本澄朗/編 千田孝明/編 随想舎 2005)
江田郁夫「豊臣秀吉が宇都宮で過ごした十一日間」(p.187-206)が、秀吉の宇都宮仕置についての記述です。
なお、『知られざる下野の中世』の記述は「今宮祭祀録」という史料に基づく考察です。
「今宮祭祀録」は、以下の資料に収録されています。なお、どちらも同じ底本です。
・『高根沢町史 史料編1』(高根沢町史編さん委員会/編 高根沢町 1995)「今宮祭祀録」p.600-637
天正18年については、p.632-633に「天下様、七月廿六日ニ・・・」とあります。
・『氏家町史 史料編 古代・中世』(氏家町史作成委員会/編 さくら市 2009)「今宮祭祀録」p.321-357
天承18年の記述は、p.353-354にあります。
・『戦国大名論集 東北大名の研究 2』(小林清治/編 吉川弘文館 1984)
渡辺信夫/著「Ⅴ-二 天正十八年の奥州仕置令について」(p.412-437)の「(一)宇都宮における奥州仕置令」に、秀吉の動向についての記述があります。
・『敗者の日本史 10』(関幸彦/企画編集 山本博文/企画編集 吉川弘文館 2013)
「北条氏の滅亡と宇都宮仕置 エピローグ」(p.217-232)に、関連する記述があります。
・『北関東の戦国時代』(江田郁夫/編 簗瀬大輔/編 高志書院 2013)
市村富男/著「「惣無事」と豊臣秀吉の宇都宮仕置」(p.167-204)に、関連する記述があります。
・『宇都宮市史 第3巻 中世通史編』(宇都宮市史編さん委員会/編 宇都宮市 1981)
p.502-503に、「秀吉は、(略)伊達氏を服属させるため、宇都宮に出向いた」とのみ記載があります。
なお、出典は「士林文書」「鹿島神宮文書」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 関東地方 (213)
- 参考資料
- キーワード
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- 宇都宮仕置
- 豊臣秀吉
- 徳川家康
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000169769