レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年02月22日
- 登録日時
- 2022/05/20 16:18
- 更新日時
- 2022/05/25 13:11
- 管理番号
- 0000110972
- 質問
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解決
柳井の金魚ちょうちんについて、その由来を記した古文書等はないか。
- 回答
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「柳井日日新聞」2021年3月16日1面「柳井金魚ちょうちんの歴史」1によると、「柳井の「金魚ちょうちん」は、江戸時代の後期に津軽地方で生まれた「金魚ねぷた」が西廻り航路の海運によって運ばれて柳井津にもたらされ、現在の形に発展してきたものである。」「製作技法や制作者などについて、古文書ではなく口伝による情報なので、確たる歴史を把握することは難しい。」とある。
資料1にも、「古老の話」として、「熊谷林三郎は青森の「ねぶた」にヒントを得、伝統織物「柳井縞」の染料を用いて創始し、当時は染物職人らが余技として作っていたそうである。」とある。
なお、ふるさと文献情報データベースに「金魚ちょうちん-由来」として登録されている以下の資料には、明治前後に作られたということ以外の情報はない。
資料2『日本の郷土玩具』p82明治時代に作られた。最近途絶。
資料3『日本人形玩具辞典』p461明治以前から作られ 大島町で僅かに作られている。
資料4『日本郷土玩具事典』p137明治の頃から作られた。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 人形.玩具 (759 9版)
- 参考資料
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1.柳井市史編纂委員会 編 , 柳井市. 柳井市史 総論編. 柳井市, 1988.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001957312-00 (p852-853) -
2.薗部 澄/撮影 , 薗部‖澄. 日本の郷土玩具 中国・四国. 美術出版社, 1962.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I005755139-00 (p82) -
3.斎藤良輔 編 , 斎藤, 良輔, 1911-1996. 日本人形玩具辞典. 東京堂出版, 1968.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001108579-00 (p461) -
4.西沢笛畝 著 , 西沢, 笛畝, 1889-1965. 日本郷土玩具事典. 岩崎美術社, 1965.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001068246-00 (p137)
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1.柳井市史編纂委員会 編 , 柳井市. 柳井市史 総論編. 柳井市, 1988.
- キーワード
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- 金魚提灯
- 金魚ちょうちん
- きんぎょちょうちん
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000316423