レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年03月19日
- 登録日時
- 2014/09/11 11:55
- 更新日時
- 2014/09/11 11:55
- 管理番号
- tr336
- 質問
-
解決
栃木県宇都宮市内における養魚事業の沿革、興亡等が載っている資料はあるか。
- 回答
-
宇都宮市や、栃木県の養魚事業に関する記述が確認できた資料をご紹介します。
・『宇都宮市史 第8巻 近・現代編2』(宇都宮市史編さん委員会/編 宇都宮市 1981)
p.216-217「河川漁業及び水産養殖」に、宇都宮市における養殖漁業の進展についての記述があります。
・『栃木の水産40年史』(栃木の水産推進協議会編集部会/編集 栃木の水産推進協議会 1991)
p.58-62「養殖漁業」に、「明治23年頃、主として宇都宮近郊で、こいの養殖が行われたのが本県養殖漁業の始まりである。」とあります(p.58)。
p.58に、昭和25年から昭和63年までの養殖生産量(総生産量とます類、あゆ、こい)を示す表があります。
・『栃木県養殖漁業協同組合創立40周年記念誌 創立40年の歩み』(栃木県養殖漁業協同組合/編、発行 1989)
p.5-9の「栃木県における養殖業のあらまし」に、鯉、虹鱒、鮎、銀鮭の養殖に関する記述があります。
「鯉養殖編」では、「その歴史は明治23年ごろより開始され組合設立時発起人代表であった尾関貞治の先代尾関荒次郎が中心となり主として宇都宮近郊の中村弥平、佐野市の斎藤恭二郎の先代斎藤徳松等により養殖が行われた。」とあります(p.5)。
・『漁業センサス調査結果報告書 第8次』(栃木県企画部統計課/編 栃木県企画部 1989)
p.7-15に、「内水面養殖業経営体調査」の調査結果が示されています。
調査結果は、8次(昭和63年)データのみならず、第6次(昭和53年)および7次(昭和58年)の結果も併せて表記されていますので、経年による変化がわかります。
・『県産物をいかす料理集と県産農水産物の消費拡大』(栃木県/編、発行 1983)
p.48-57「新鮮な栃木の淡水魚(養殖魚)」に、栃木県の養殖生産量の推移の表(昭和52年~56年、p.48)と主要養殖場分布が地図で示されています(p.49)。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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昭和の初めごろ~昭和40年代ごろまでは、宇都宮市内に多数の養魚場があったと聞いた。
- NDC
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- 水産増殖.養殖業 (666)
- 参考資料
- キーワード
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- 養殖業
- 養魚
- 栃木県
- 宇都宮市
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000159633