レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20221126
- 登録日時
- 2023/02/13 00:30
- 更新日時
- 2023/02/14 16:17
- 管理番号
- 0000202360
- 質問
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解決
石丸安世が電信架設で使用した碍子についての記述がある資料はないか
- 回答
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次の資料に記載がありました。
(1)『日本電信の祖石丸安世』 多久島 澄子/著 慧文社 2013
p.175-176 明治五年秋、電信寮は東京から長崎まで、陸上に電信線を敷こうと躍起となっていた。
この成功のためには良質の碍子が必要であった。~初代電信頭が石丸安世であったこと
で、国産碍子発注は有田へ向けられた。
(2)『有田町史 陶業編 2』 有田町史編纂委員会/編纂 有田町 1985
p.220-221 日本で最初に電信用碍子を製造したのは有田である。「香蘭社史」によると、深川栄左
衛門真忠が政府から磁器碍子の注文を受けたのは明治三年(一八七〇)の七月ごろで、
同年の末にはその製作に成功したという。同社史はまた、明治四年八月に東京-長崎間
の電信架設工事が着工されると、深川栄左衛門の製造した磁器碍子が全面的に採用され
、栄左衛門は政府からの大量注文に応じきれず、注文の一部を有田そのほか佐賀県内外
の陶業者に下請させた。
(3)『肥前陶磁史考』 中島 浩気/著 青潮社 1985
p.584 明治六年十月二十九日平林伊平製作の電氣碍子が、電信寮の試驗に合格して、工部省電信頭
石丸安世(先の虎五郎)より、爾來専採用の資格ある可く布達されたのである。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 通信工学.電気通信 (547)
- 参考資料
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(1)『日本電信の祖石丸安世』 多久島 澄子/著 慧文社 2013
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024992309-00 , ISBN 9784863300613 -
(2)『有田町史 陶業編 2』 有田町史編纂委員会/編纂 有田町 1985
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I002657315-00 -
(3)『肥前陶磁史考』 中島 浩気/著 青潮社 1985
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I001437545-00
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(1)『日本電信の祖石丸安世』 多久島 澄子/著 慧文社 2013
- キーワード
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- 石丸安世
- 碍子
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000328891