レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20210204
- 登録日時
- 2021/05/08 00:30
- 更新日時
- 2021/05/10 13:50
- 管理番号
- 0000201631
- 質問
-
解決
水鳥の飛び立ち方や、群れでの飛び方に関する資料や写真はありますか。
- 回答
-
次の資料に記載がありました。
(1)『水辺の鳥を観察しよう!』 飯村 茂樹/著 PHP研究所 2017
p.49 「飛び立ち方の2タイプ」 カモたちの飛び立ち方にも、ふたつのタイプがあります。飛び立ち前に助走をするタイプと、その場からすぐに飛び立つタイプです。このタイプのちがいは翼の形とあしのつき方にあります~(略)。
・図あり。「カモ類のえさのとり方と飛び立ち方」(ホシハジロ、オナガガモ、キンクロハジロ)
p.56 「風を利用した飛び立ちと着地、着水」 からだの大きなコハクチョウは、助走をしないと飛び立つことができません~(略)。
(2)『出水のツル』 赤尾 譲/著 岩崎書店 1984
p.12-17 「飛ぶ」 ツルは大きくてからだが重いため、普通、助走してから飛び立ちます。一羽が風上に向かってまっすぐ首をのばし、ささやくように鳴いて相図をします。家族がそれに習って首をのばすと、一斉に羽ばたきながら走ります~(略)。
(3)『ハクチョウ』 竹田津 実/文|写真 アリス館 2007
p.18-25 ハクチョウは大型の水鳥。飛びあがるには、風上に向かって長く滑走しないと体は浮き上がりません。そのためまっすぐな滑走路が必要です。水の上だと、80メートルはいると言われています~(略)。
p.16 渡りの時には、さお型やかぎ型の編隊を組み、気流の状態によって高度を変えながら飛び続けます。時速100キロメートル以上の速さも出すそうです。
(4)『鳥のふしぎ』 川上 和人/監修 ポプラ社 2011
p.34-35 「カモのなかま ガンの編隊飛行」 ガンが群れで飛ぶときは、逆V字に編隊を組んで飛びます。この形を「雁行」といいます。
・写真あり。「マガンの雁行」 右の一羽を先頭に逆V字の編隊を組んでいる。
(5)『野鳥のくらし』 水野 仲彦/著 保育社 1996
p.68-69 「マガン カモ科」 マガンは水田上から直接舞い上がる~(略)。
(6)『くらべてわかる野鳥』 叶内 拓哉/写真・文 山と溪谷社 2015
p.95 写真あり。「雁行」 群れで飛ぶ大型の鳥の多くは、雁行を作る。雁行とは群れの形が鉤のようになったり、竿のようになったりする姿ををいう~(略)。
(7)『鳥のおもしろ行動学』 柴田 敏隆/著 ナツメ社 2006
p.128 「編隊飛行の効果」 大型の鳥が群れで飛ぶとき、しばしば逆V字型あるいはへの字型の編隊を組んで飛ぶことがあります。ガンの仲間、ツルやウの類でしばしば見られます。よく群れる鳥でも、小鳥類では見られません~(略)。
p.129 図あり。編隊飛行の形式:逆V字型、への字型。編隊飛行のメリット:後ろを飛ぶ鳥は、前を飛ぶ鳥の翼端から出る渦状の気流に乗ることで、揚力が増して飛翔が楽になる。
(8)『原色日本野鳥生態図鑑 水鳥編』 中村 登流/共著 中村 雅彦/共著 保育社 1995
p.20 写真あり。「水田から飛び立つマガンの群れ」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 鳥類 (488)
- 参考資料
-
-
(1)飯村茂樹 著 , 飯村, 茂樹, 1958-. 水辺の鳥を観察しよう! : 湖や池・河川・海辺の鳥. PHP研究所, 2017. (楽しい調べ学習シリーズ)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I028339343-00 , ISBN 9784569786803 -
(2)赤尾譲 著 , 赤尾, 譲. 出水(いずみ)のツル. 岩崎書店, 1984. (カラー版自然と科学)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001682905-00 , ISBN 4265942474 -
(3)竹田津実 文・写真 , 竹田津, 実, 1937-. ハクチョウ. アリス館, 2007. (北国からの動物記 ; 1)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008436330-00 , ISBN 9784752003632 -
(4)川上和人 監修 , 川上, 和人. 鳥のふしぎ. ポプラ社, 2011. (ポプラディア情報館)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011097205-00 , ISBN 9784591122396 -
(5)水野仲彦 著 , 水野, 仲彦, 1934-. 野鳥のくらし : 卵から巣立ちまで. 保育社, 1996.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002502415-00 , ISBN 4586180307 -
(6)叶内拓哉 写真・文 , 叶内, 拓哉, 1946-. くらべてわかる野鳥 : 識別ポイントで見分ける. 山と溪谷社, 2015.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I026058745-00 , ISBN 9784635063470 -
(7)柴田 敏隆/著 , 柴田‖敏隆. 鳥のおもしろ行動学. ナツメ社, 2006. (図解雑学 : 絵と文章でわかりやすい!)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I011693211-00 , ISBN 4816341501 -
(8)中村登流, 中村雅彦 共著 , 中村, 登流, 1931- , 中村, 雅彦, 1958-. 原色日本野鳥生態図鑑 水鳥編. 保育社, 1995.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002403091-00 , ISBN 4586302062
-
(1)飯村茂樹 著 , 飯村, 茂樹, 1958-. 水辺の鳥を観察しよう! : 湖や池・河川・海辺の鳥. PHP研究所, 2017. (楽しい調べ学習シリーズ)
- キーワード
-
- 水鳥
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000298059