レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年09月02日
- 登録日時
- 2020/03/17 15:29
- 更新日時
- 2022/04/08 14:08
- 管理番号
- 2019-020
- 質問
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解決
豊多摩刑務所が昭和6年に新築(改築)されたとき,レンガの正門の脇が壁だったのかフェンスだったのか知りたい。
- 回答
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『刑政』44巻7号(昭和6年7月)グラビアに落成時の写真あり。表門あたりの写真で、フェンスである。(関連ファイルに写真を掲載)
- 回答プロセス
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『刑務所総覧』(昭和7年)の写真には,建築途中とみられる航空写真はあるが,判別できない。
他に該当する写真はない。
当館OPACで,豊多摩刑務所を検索したところ,上記『刑政』44巻7号がヒット。
- 事前調査事項
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豊多摩刑務所内に設置された東京予防拘禁所の看板が映ってる写真はフェンスだが(『刑政』54巻7号,昭和16年7月 https://jca-library.jp/kangokukyoukaizassi/PDF/vol54/54-7.pdf#page=2),建築された当時の写真が見たい。
- NDC
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- 刑法.刑事法 (326)
- 関東地方 (213)
- 参考資料
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- 刑務所総覧 昭和7年.
- 新築記念写真帖
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口絵. 1931. 刑政 44巻7号
https://jca-library.jp/kangokukyoukaizassi/PDF/vol44/44-7.pdf#page=4
- キーワード
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- 豊多摩刑務所
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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豊多摩刑務所は大正4年に現在の東京都中野区に開設された。
大正12年の関東大震災で被害を被り、開設から8年で多くの建物及び外塀を改築することとなった。
復旧工事が完了したのが8年後の昭和6年。
質問はこの復旧工事が完了したときのこと。
正門は震災の被害を免れ、令和3年に中野区有形文化財に指定された。(令和4年4月記す)
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000275956
- 関連ファイル