レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年07月10日
- 登録日時
- 2012/11/23 10:34
- 更新日時
- 2012/12/27 16:21
- 管理番号
- 埼浦-2012-073
- 質問
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解決
JR浦和駅前に埼玉三偉人の石碑があるが、そこに併設された詩人宮澤章二の詩の全文が知りたい。
- 回答
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下記の資料に該当の詩「さいたまの譜」が記載されていた。
『埼玉の文学碑』(関田史郎著 さきたま出版会 1996)
p203「さいたまの文学碑一覧」
『文学で歩くふるさと』(関田史郎著 さきたま出版会 1992)
p232「さいたまの文学碑一覧」
『浮野 昭和56年6月号』(浮野発行所 1981.6)
p4‐5「さいたまの譜」(浦和駅前詩碑序幕)
『林道 13号』(林道編集委員会 2005.11)
p10-11「さいたまの譜」
- 回答プロセス
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浦和駅西口広場の詩文碑を直接確認し、詩の題名は「さいたまの譜」であることがわかった。
自館目録を全項目〈さいたまの譜〉で検索するが該当資料なし。
自館目録を〈埼玉資料〉&著者名〈宮澤章二〉で検索し27件ヒットするが記載資料なし。
関連の資料を調査。下記の資料に記載あり。
『埼玉の文学碑』(関田史郎著 さきたま出版会 1996)
p203「さいたまの文学碑一覧」の「詩碑」の項 「さいたまの譜」の碑文、所在地、建設年月あり
『文学で歩くふるさと』(関田史郎著 さきたま出版会 1992)
p232「さいたまの文学碑一覧」に「さいたまの譜」碑文あり。
《さいたま文学館OPAC》を〈さいたまの譜〉で検索する。該当する雑誌が2点あり、所蔵資料を確認したところ、該当の詩が掲載されていた。
『浮野 昭和56年6月号』(浮野発行所 1981.6)
p4‐5「さいたまの譜」(浦和駅前詩碑序幕)
『林道 13号 宮澤章二追悼集』(林道編集委員会 2005.11)
p10-11「さいたまの譜」 宮澤章二の直筆で詩の全文が記載されている。
《埼玉新聞記事検索》を〈さいたまの譜〉で検索するが該当なし。
〈偉人〉&地域名〈浦和〉で検索したところ下記の記事があったが、該当の詩の掲載なし。
「「三偉人」のレリーフ 女性ブロンズ像も 県が浦和駅西口広場に 畠山重忠、塙保己一、渋沢栄一」(『埼玉新聞1980年9月23日1面』)
記事を確認したが、 「県在住の詩人宮澤章二氏による「埼玉の歴史と風土」と題する詩文碑(以下略)」とあるのみで詩の掲載はなし。
その他調査済み資料は以下のとおり。
『詩でつづる埼玉の風土 埼玉を表現した詩人の心 企画展』(さいたま文学館 2000)
『新埼玉文学散歩 下 中山道・佐吉多万・古利根・元荒川』(榎本了著 まつやま書房 1981)
- 事前調査事項
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「埼玉風物詩集」「行為の意味」「埼玉の文学めぐり」「埼玉現代文学事典」「さいたま文学案内」
- NDC
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- 日本文学 (910 9版)
- 詩歌 (911 9版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
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『埼玉の文学碑』(関田史郎著 さきたま出版会 1996)
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『文学で歩くふるさと』(関田史郎著 さきたま出版会 1992)
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『浮野 昭和56年6月号』(浮野発行所 1981.6)
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『林道 13号』(林道編集委員会 2005.11)
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『埼玉の文学碑』(関田史郎著 さきたま出版会 1996)
- キーワード
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- さいたまの譜(サイタマ ノ フ)
- 宮澤 章二(ミヤザワ ショウジ)
- 埼玉県-文学碑
- さいたま市-文学碑
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000114653