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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼浦-2010-009
事例作成日
(Creation date)
2010/04/27登録日時
(Registration date)
2010年09月11日 02時00分更新日時
(Last update)
2010年09月21日 12時35分
質問
(Question)
近世の岩槻での紙の流通について。岩槻は城下町で、紙の需要はかなりあったと思われるが、紙漉きが行われた様子がないので、当時の紙の流通について知りたい。
回答
(Answer)
近世の岩槻の紙の流通について、埼玉県内の和紙の産地である小川町の紙流通とあわせて下記の資料を紹介する。
1 岩槻の紙の流通について
『岩槻市史 通史編』
p642-652 「市と商品流通」の中に「金石史料に見られる町内の屋号一覧表」が掲載され、一覧表の中に「紙屋」という屋号がある。
『日本史学習のための埼玉県資料集 新版』(埼玉県高等学校社会科教育研究会編 聚海書林 1985)
p105 岩付(現岩槻)で中世以来開かれていた「六斎市」についての説明に紙売りが店を出していたとの記述あり。
『岩槻市史 近世史料編5 地方史料(下)』
p513 前出の資料『日本史学習のための埼玉県資料集 新版』の記述の典拠となった資料の掲載あり。
「四「市宿町古例書上」(享保八年)〔勝田市郎家文書〕
一 市立様之事小間物紙売共ヲ以見世ニ仕、中通り二筋ニ市之上江ならび罷有候御事」
『岩槻市史 民俗史料編』
p431 年代が特定できないが、行商のひとつとして「紙屋」があげられており、「比企郡の小川町から障子紙を売りに来た」とあり。
p452-460 「商店」
「岩槻市域における商店の変遷の具体相については十分明らかにすることができないが、」とあり、表「大正元年末に於ける職業別調べ」に「紙品製造」の戸数が二と記載されている。

2 小川和紙について
『小川町の歴史 通史編上』
p572-581「紙漉きの村」
p580「江戸の庶民層の需要に応じたさまざまの紙を生産していたことが具体的わかる。それらの紙は地元の仲買人(在方問屋)の手で、集積地の小川にちなみ小川紙として、江戸の府内や各地へ販売された。」とあり。
p610-618「小川和紙の発展と江戸との出入り」
『小川町の歴史 別編民俗編』
p315-342「小川和紙」 
p334「一・六の市」 「紙問屋」についての記述あり。
p463-467「紙屋」 明治から大正の様子あり。
p494-498「紙の行商」 昭和初期の様子あり。
『新編埼玉県史 通史編4』
p419-421「小川和紙」
『武州細川紙に関する文献解説目録』
細川紙(小川和紙)に関する雑誌論文等を解説した目録。
回答プロセス
(Answering process)
自館目録を〈(全項目)和紙 & 埼玉和書〉、〈(全項目)和紙 & 流通〉で検索する。
《埼玉雑索》を〈和紙〉〈流通〉で検索する。
市史を調査する。
上記の検索結果とその参考文献からの調査する。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
パルプ.製紙工業  (585 9版)
貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション  (090 9版)
参考資料
(Reference materials)
『岩槻市史 通史編』(岩槻市 1985)
『日本史学習のための埼玉県資料集 新版』(埼玉県高等学校社会科教育研究会編 聚海書林 1985)
『岩槻市史 近世史料編5 地方史料(下)』(岩槻市 1982)
『岩槻市史 民俗史料編』(岩槻市 1984)
『小川町の歴史 通史編上巻』(小川町 2003)
『小川町の歴史 別編民俗編』(小川町 2001)
『新編埼玉県史 通史編4』(埼玉県 1989)
『武州細川紙に関する文献解説目録』(埼玉県立川越図書館 1979)
キーワード
(Keywords)
和紙
岩槻市-さいたま市-埼玉県
産業-歴史
郷土資料
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000071134解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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