レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年06月07日
- 登録日時
- 2015/03/24 20:02
- 更新日時
- 2015/03/24 20:02
- 管理番号
- tr359
- 質問
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解決
栃木県鹿沼市にある古峯神社(ふるみねじんじゃ)と古峯講に関する記述がある資料が知りたい。
- 回答
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以下の資料に、古峯神社、古峯講についての記述があります。
・『壬生町史 民俗編』(壬生町史編さん委員会/編 壬生町 1985)
p.314-316に「古峰ヶ原講」の項があり、「鹿沼史草久の古峰(ふるみね)神社は、通称「古峰ヶ原(こぶがはら)さん」と呼ばれ、(以下略)」とあります。
・『栃木県神社誌 神乃森 人の道』(栃木県神社庁/編、発行 2006)
p.180-183「古峯神社 古峰ヶ原神社」に、「主祭神」「例祭」「由緒沿革」「特殊神事」「神賑行事」「古峯神社之図」等の情報が掲載されています。
・『茂木町史 第一巻自然民俗・文化編』(茂木町史編さん委員会/編 茂木町 1995)
p.738に「古峰ヶ原講」の項があります。
・『古峰ケ原の民俗』(栃木県教育委員会/編、発行 1969)
「Ⅰ 古峰ヶ原信仰」(p.8-56)内の、第1章から第3章までが古峰神社について、第4章で古峰ヶ原講について述べられています。
・橋本規子/著「古峯神社の信仰圏について」(『宇都宮地理学年報 5』(宇都宮大学地理学会/編、発行 1987)p.29-39所収)
古峯神社の歴史から、信仰の内容、東日本の古峰ヶ原講の分布等について、詳細な分析を行っています。
・『里修験の研究 続』(宮本袈裟雄/著 岩田書院 2010)
「古峰ヶ原信仰」の章(p.79-97)で、近世期及び近代以降の古峰ヶ原信仰・講などについて述べられています。
・中川光熹/著「男体山、古峰ケ原の信仰と講社」(『歴史手帖 第8巻第12号 特集・日光山の歴史と文化』(名著出版 1980)所収)
p.38-42で、「古峰ヶ原信仰と講社」について述べられています。
・『日光山と関東の修験道』(宮田登/共著 宮本袈裟雄/共著 名著出版 1979)
中川光熹/著「古峰ヶ原の信仰」(p.112-132)で、近世期の信仰及び講について論じられています。
・紙谷威広/著「古峰原信仰受容の民俗的基盤―嵐除け信仰について―」(『下野民俗 第13号』(下野民俗研究会/編、発行 1972)p.3-9所収)
この資料によると古峰ヶ原信仰を①火防、②盗難・災難除け、③農作関係の3種と分析しています。嵐除け信仰との関わりから、信仰の受容について分析がなされています。
・菊池健策/著「福島県における古峰原信仰」(『かぬま歴史と文化 鹿沼市史研究紀要 第3号』(鹿沼市史編さん専門委員会/編 鹿沼市 1998)p.43-54所収)
福島県内の古峰原講・信仰の事例紹介、及び研究です。
・『南摩の民俗・古峰原と勝道上人』(栃木県立鹿沼高等学校郷土研究部/編、発行 1973)※自館複製資料
編集者である郷土研究部が行った調査をまとめたものです。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 神社.神職 (175)
- 民間信仰.迷信[俗信] (387)
- 参考資料
- キーワード
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- 栃木県
- 古峯神社
- 古峰神社
- 古峰ヶ原
- 古峯講
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000169770