レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年05月11日
- 登録日時
- 2017/06/20 10:00
- 更新日時
- 2017/07/09 16:30
- 管理番号
- 相市-H29-02
- 質問
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解決
戦争中、藤野に疎開画家がいたことを裏付ける資料はないか。(おそらく10~15人くらい)
- 回答
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回答プロセスのとおり資料を提供した。
- 回答プロセス
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■藤野に関する資料を調査
『藤野町史 通史編』藤野町/編 藤野町 1995【K1-21藤野 S23887268】
p744,“疎開受け入れ”の項に記載あり。
・中西 利雄
・伊勢 正義
・猪熊 弦一郎
・荻須 高徳
・脇田 和
・佐藤 敬
・藤田 嗣治
参考文献として記載のあった『藤野町ふるさと芸術村ゆかりの画家記念館調査委託事業報告書』は所蔵なし。
『Dear FUJINO 50年めの手紙』藤野町企画課/編 藤野町企画課 2005【K1-31藤野 S23887375】
p34,藤野に疎開していた画家や彫刻家など数十名
とあるが、具体的に名前が挙げられていたのは『藤野町史』と同じ。
『わが人生の時の人々 疎開芸術家との出会い』山下 勉/著 樫 徹/著 藤野図書館を考える会 2003【K1-70藤野 S23959612】
p14,中里利雄先生の教室で学んだ十名程のメンバーは、「桑里会」という津久井郡で唯一の美術団体を組織
とあるが、個人名の記載はなし。
『シベリアに響く歌声 改訂版』樫 徹/著 藤野図書館を考える会 2003【K1-28藤野 S23422694】
奥付の著者紹介(樫 徹)に、作品として『藤野に疎開した画家たち』とあった。
↓
『藤野に疎開した画家たち 甦るエトランジェ』樫 徹【DO09030水 相模原 S23884323】※DVD
上記以外に紹介されていた人
・北岡 文雄
・小泉 富司
・北川 桃雄
・長与 善郎(小説家)
・大谷 一良(版画家)
■Google検索 “藤野 疎開 画家”
『CiNii 論文 - 画家の疎開--藤野町における藤田嗣治と新制作派協会の画家たち』がヒット
→ 『近代画説』(15), 133-135, 2006 明治美術学会 に収録
国会、青山学院大学(渋谷)、お茶の水女子大 ほか多数所蔵あり
※【】内は自館の請求記号と資料コードです。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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『藤野町史 通史編』藤野町/編 藤野町 1995
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I004027793-00 -
『Dear FUJINO 50年めの手紙』藤野町企画課/編 藤野町企画課 2005
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I062848744-00 - 『わが人生の時の人々 疎開芸術家との出会い』山下 勉/著 樫 徹/著 藤野図書館を考える会 2003
- 『シベリアに響く歌声 改訂版』樫 徹/著 藤野図書館を考える会 2003
- 『藤野に疎開した画家たち 甦るエトランジェ』樫 徹
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『藤野町史 通史編』藤野町/編 藤野町 1995
- キーワード
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- 藤野
- 疎開画家
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000217520