レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 堺市立中央図書館 (2210017) | 管理番号 (Control number) | 堺-2020-016 | |||||||||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2004年05月13日 | 登録日時 (Registration date) | 2020年07月19日 13時04分 | 更新日時 (Last update) | 2020年09月10日 20時10分 | |||||||||||||
質問 (Question) | 童謡「背くらべ」にある、五月五日の背くらべの由来について知りたい。 | |||||||||||||||||
回答 (Answer) | 『日本童謡事典』「背くらべ」の項に、「子どもの年中行事に欠かせなくなってしまった童謡があるが、「背くらべ」も、端午の節供と切り離せなくなった歌である。(中略)第一連からは、家の柱に子どもの背丈記念の印つけを習慣とする家庭のなごやかな光景が見てとれ、」との記載あり。 『5月のえほん』に「背(せい)くらべ 毎年、5月5日になると、子どもたちが1年でどれだけ背がのびたかをくらべる風習があります。」とあり、「背くらべ」の歌詞・楽譜が掲載されている。また、『日本の伝統行事』に「健やかな成長を確認するという意味で、柱に背を付けて子どもを直立させ、前年からの身長の伸びに印をつけて記録したり、」とあるが、その由来については記載を確認できず。 公開後、RDB参加館より下記の情報提供あり。 『京都産業大学論集 人文科学系列』(38)に掲載されている論文「童謡・わらべ歌新釈(上)」に、作曲の経緯について「この詩は東京で、郷里にいる十七歳年下の弟(海野春樹)のことを懐しく思って作ったものである」とあり。 また、歌詞についても細かく解説がなされている。 (中央図書館) | |||||||||||||||||
回答プロセス (Answering process) | ||||||||||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||||||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||||||||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||||||||||||||
備考 (Notes) | まず、中央図書館子ども室で所蔵の年中行事、童謡に関する資料、および、中央図書館一般(大人向け)資料の、年中行事、語源、国語辞典等を調査したが、「背くらべ」の由来に該当する資料は確認できず。 次に、国立国会図書館レファレンス協同データベースの「背くらべ」、「端午の節句」の類似事例にある参考資料のうち、堺市立図書館所蔵資料の内容を確認したところ、五月五日の「こどもの日」「端午の節句」の由来については、別添の参考資料で確認できた。 童謡「背くらべ」については、『日本童謡事典』『世界と日本の愛唱歌・抒情歌事典』『童謡へのお誘い』に、詳細な解説があり。 | |||||||||||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | 言葉 | 質問者区分 (Category of questioner) | ||||||||||||||
登録番号 (Registration number) | 1000284794 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 未解決 |