レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年12月15日
- 登録日時
- 2021/03/07 14:27
- 更新日時
- 2021/03/07 14:30
- 管理番号
- 9000029666
- 質問
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解決
「認知症高齢者の日常生活自立度判定基準」の一番新しいものが見たい。
- 回答
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「認知症高齢者の日常生活自立度判定基準」は、要介護認定の際に必要とされる「主治医意見書」で日常生活の自立度について判定するために使用される基準。1993(平成5)年に厚生労働省で作成され、2006(平成18)年に一部改訂された。
平成21年9月30日 老老発0930第2号(各都道府県・各指定都市介護保険主管部(局)長あて厚生労働省老健局老人保健課長通知)「要介護認定における『認定調査票記入の手引き』、『主治医意見書記入の手引き』及び『特定疾病にかかる診断基準』について」の別添2「主治医意見書記入の手引き」の中でも示されている。
当館所蔵資料では、『介護保険六法』令和元年度版pp.485-486に収録されている。
また、インターネット上では、厚生労働省法令等データベースサービス-通知検索
(https://www.mhlw.go.jp/hourei/html/tsuchi/search1.html)
で検索、閲覧可能。
- 回答プロセス
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1.認知症関連の資料を調査
→ 該当の基準が収録されている資料が見つからなかった。
2.介護福祉関連の資料を調査
→ 『介護福祉学事典』p.764に「認知症高齢者の日常生活自立度判定基準と介護」という節があり、p.765に『「痴呆症老人の日常生活自立度判定基準」の活用について』(平成5年)が掲載されている。この基準は平成25年現在でも使用されている、と記載されていたが、令和元年現在で最新のものかどうかはわからなかった。
3.インターネットを調査
→ 検索エンジンで検索すると、厚生労働省の通知で示された基準であることがわかった。
→ 厚生労働省法令データベースサービスで検索すると、平成21年9月30日 老老発0930第2号「要介護認定における『認定調査票記入の手引き』、『主治医意見書記入の手引き』及び『特定疾病にかかる診断基準』について」の中で示されていた。
4.『介護保険六法 令和元年版』を確認
→ 該当の通知が収録されていることが確認できた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会保障 (364 10版)
- 臨床医学.診断.治療 (492 10版)
- 参考資料
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介護保険六法 令和元年版. 中央法規出版, 2019.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I029771211-00 , ISBN 9784805859124 (pp.485-486)
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介護保険六法 令和元年版. 中央法規出版, 2019.
- キーワード
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- 認知症
- 介護保険
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000294811