レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009.10.01
- 登録日時
- 2011/04/12 02:03
- 更新日時
- 2011/04/12 02:03
- 管理番号
- 新市図-01002
- 質問
-
未解決
「相続人の1人が遺産を管理していて,他の相続人に遺産を適切に分割しないで自分のものとした場合には,横領罪ではなく窃盗罪である」という内容の判例があったと思うが知りたい。
- 回答
-
Googleでの検索結果と『判例時報』平成21年9月1日号を参考に見ていただく。
その後,利用者より見つけたという連絡をもらう。
昭和25年(れ)第175号「窃盗,物価統制令違反被告事件」とのこと。
- 回答プロセス
-
DB「レクシスネクシス」で判例検索。
次のようなキーワードで検索するが,該当する判例が見つからない。
・「遺産」&「相続」&「窃盗」
・「遺産」&「相続」&「横領」
・「遺産分割」&「窃盗」「横領」
・上記に「損害賠償」も組み合わせる
324,345の書架をブラウジングし,相続関係の事例が載っている本を調べるが,よい資料がない。
google(インターネット検索サイト)をキーワード検索。弁護士の法律相談のホームページで刑法244条により直系血族,配偶者,同居の親族間では窃盗・横領が免除とあり,刑法を確認する。また,DB「聞蔵Ⅱ」「MAGAZINE-PLUS」も検索する。「聞蔵Ⅱ」に後見人になった祖母の横領事件の記事があり,「レクシスネクシス」を「未成年後見人」&「横領」で検索すると判例があった。『判例時報』平成21年9月1日号に判例批評が掲載。親族相盗例についても記述している。参考に紹介する。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 租税 (345 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 判例
- 窃盗
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 一般
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000084908