レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年10月31日
- 登録日時
- 2012/11/28 14:49
- 更新日時
- 2016/10/15 12:38
- 管理番号
- 相市H24‐012
- 質問
-
未解決
次の3つを知りたい。
①高座郡の歴代郡長名と、それぞれの任期
②高座郡大野村の歴代村長名と、それぞれの任期
③相模原市のこれまでの変革・変遷について(合併や離脱など)
- 回答
-
①、②については、歴代の記載がある資料は自館に所蔵がなく、相模原市立博物館所蔵の旧大野村役場の資料をご紹介した。
③については、下記資料に記載あり。(回答プロセス参照)
- 回答プロセス
-
【①について】
自館OPACにて”高座郡 郡長”で検索。
『相模原市史 第六巻』 相模原市 1968 〔K1-21・s16460859〕
→P.638以降に、3名の郡長名の記載あり。任期は記載なし。
【②について】
『相模原市史 第六巻』 相模原市 1968 〔K1-21・s16460859〕
→p.129 大野村の成立からの記述あり。
明治22年に町村制施行により、上矢部・矢部新田・淵野辺・鵜野森・上鶴間の5カ村が合併して
大野村となった、との記述あり。
P.172 「二二 明治二三年 大野村特約書」
第1条に4つの区割りと区割りごとの地域が規定されている。
第2条に順番制で村長を任免することが規定されている。
P.175 明治34年10月?日付けの文書で、村長名が記載されている。
『相模原市史 第7巻』 相模原市 1972 〔K1-21・s03608288〕
P.65 明治22年4月1日に相原・大野・大沢・田名・溝・麻溝・新磯の7カ村が成立したこと、6月15日に
村役場を開設したこと記されている。
P.225 中段に大野村村長2名の記述が第三巻・第4巻にあるとしている。
『相模原市史 第三巻』 相模原市 1969 〔K1-21・s16460875〕
P.483 明治四十二年十二月廿四日付けの意見書の結びに、「大野村長 義沢欣一」と記されている。
『相模原市史 第4巻』 相模原市 1971 〔K1-21・s16460867〕
P.7 「大野村会々議録」の記述の中に、「村長小峰庄吉」の名がある。
質問に関連する記述があった資料は以上であり、任期、村長名を列記した資料は見つからなかった。
そこで、相模原市立博物館の古文書目録をあたった。
『博物館所蔵古文書目録』 相模原市立博物館/編 2005 〔K1-06・s24143984〕
P.386 旧大野村役場資料が387点載っている。会議録等の資料から、歴代村長について辿れる可能性が
あるため、相模原市立博物館をご案内した。
【③について】
郷土資料の書架をブラウジングすると、下記資料に記述があった。
『地名調査報告書』 相模原市 1984 〔K1-29・s22874655〕
P.4~5の間の、近世から現代に至るまでの町村名等の推移」に記載あり。
『わが町の歴史相模原』 座間美都治、神崎彰利ほか/編著 文一総合出版 1984 〔K1-21・s04211256〕
→巻末の略年表2~ に記載あり。
『さがみはら』 相模原市教育委員会/著 1962 〔K1-29・s01080670〕
→巻末の年表に記載あり。
※〔 〕内は、自館の請求記号・資料コードです。
- 事前調査事項
- NDC
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- 関東地方 (213)
- 参考資料
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- 『相模原市史』第三巻~第7巻 相模原市 1968~1972
- 『博物館所蔵古文書目録』 相模原市立博物館/編 2005
- 『地名調査報告書』 相模原市 1984
- 『わが町の歴史相模原』 座間美都治、神崎彰利ほか/編著 文一総合出版 1984
- キーワード
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- 高座郡
- 大野村
- 相模原市
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000115019