レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年02月20日
- 登録日時
- 2019/12/04 09:32
- 更新日時
- 2020/03/04 13:19
- 管理番号
- 大分県立郷土-2017-033
- 質問
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解決
臼杵市に寺院が多い理由を知りたい。
- 回答
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以下の資料を紹介。
【1】『臼杵歴史の謎』 板井 清一/著 板井 清一 2003
p101 ”臼杵歴代藩主は、民心の安定を図るため寺院の建立に務めた。もちろん藩主の信仰心と民衆の心のよりどころのためでもあった。これらの寺院は、臼杵浄化を守る重要な地点に建立された。特に町屋と仁王座の武家屋敷との境界には数多くの寺院が建てられた。”
【2】『臼杵市史 下』 臼杵市史編さん室/編 臼杵市 1992
p155-156 ”近世における臼杵藩内の寺院は、徳川政権の樹立過程で建立、再考された。現在営寺の半数近くは、藩祖稲葉貞通以下、典通・一通公三代の政治中に建築されたものである。(略)このような寺院の増加は、再三の窮地に天命を得た稲葉氏が太田一吉の旧領を受け、荒廃した臼杵の町づくりと心掌握のため城下への集住化を図ったためという。”
- 回答プロセス
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1 地名辞典、歴史事典などを確認。
2 臼杵に関する郷土資料を確認。
- 事前調査事項
- NDC
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- 九州地方 (219 10版)
- 参考資料
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板井清一 著 , 板井, 清一, 1923-. 臼杵歴史の謎 : 歴史談義. 板井清一, 2003.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004093057-00 -
臼杵市史編さん室 編 , 臼杵市. 臼杵市史 下. 臼杵市, 1992.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002174596-00
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板井清一 著 , 板井, 清一, 1923-. 臼杵歴史の謎 : 歴史談義. 板井清一, 2003.
- キーワード
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- 臼杵
- 寺院
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000269802