このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
東京都立中央図書館 (2110013)管理番号
(Control number)
中央-2019-10
事例作成日
(Creation date)
20180318登録日時
(Registration date)
2019年10月29日 00時30分更新日時
(Last update)
2020年03月24日 18時36分
質問
(Question)
日本陸軍の「外装タ弾(がいそうただん)」という砲弾の資料を探している。
佐山二郎の著作『日本の大砲』、『野砲山砲』(p.408)、『歩兵砲対戦車砲他 日本陸軍の火砲』(p.97,121)の記載と写真は確認済。
回答
(Answer)
まず、<タ弾><外装>等をキーワードに、都立図書館の蔵書検索を検索したが、該当なし。
手がかりを得るために「Google Books」( https://books.google.co.jp/ )にてキーワード<外装タ弾>で検索したところ、2件該当。該当資料の内容を確認したところ、資料1および、その出典資料である資料2に外装タ弾についての記載があった。

資料1:p.49-63「第一章 第一 二、サイパン戦 (二)『戦訓特報』がサイパン戦に果たした役割」
さまざまな資料を引用しながら、タ弾について説明。外装タ弾については、資料2『陸戦兵器総覧』を引用して紹介(p.55-57)。
資料2:p.749-758「第一二部 第二章 陸海軍技術協力と日独技術交流 日独技術交流とタ弾研究」
タ弾の開発研究について説明。「弾丸のほうではしだいに口径の大きなものへと研究が進められ(中略)風変わりのものでは三七ミリ砲や七五ミリの山砲の砲口のほうから大きな弾丸をさしこむ外装タ弾というものまで研究された。」(p.754-755)と記載し、外装タ弾2種を含む、各種タ弾の口径、弾量、炸薬量、貫通厚を表にまとめている。

次に、国立国会図書館提供調べ方ページ「リサーチ・ナビ」内の「近代日本軍事関係文献目録」( https://rnavi.ndl.go.jp/gunji/index.php )の「分類から探す」において、「4. 日本陸海軍 > 11.兵器 > 1.一般」および「4. 日本陸海軍 > 11.兵器 > 5.銃器」を参照した。
掲載資料のうち、日本陸軍の砲弾について記載がありそう、かつ当館所蔵の資料を確認したが、外装タ弾について記載がある資料は見出せなかった。
参考までに、タ弾について記載がある資料を紹介する。

資料3:p.237-241「第五章 63 『新型対戦車砲弾譲渡に狂喜』≪タ弾≫」で、タ弾について説明。断面図面や写真を掲載。
資料4:p.351「タ弾」(木俣滋郎)の項に、簡潔な説明がある。
資料5:p.34-48「Ⅰ 4 遅すぎた対戦車ロケット砲」で、タ弾、ロケットとタ弾を結びつけた「ロタ弾」について説明。
資料6:p.116-128「ヒットラーの贈り物 対戦車弾の革命児『タ弾』」で、タ弾について説明し、各種タ弾を紹介。断面図面や写真を掲載。
資料7:p.202-205「タ弾(ジテ弾)」の項に、タ弾について簡潔な説明と写真あり。

また、「アジア歴史資料センターデータベース」(国立公文書館) https://www.jacar.go.jp を、<タ弾>でキーワード検索すると、83件該当する。
そのうち、簿冊「「タ」弾の説明 昭和18.8」はタ弾について詳しく説明されているが、外装タ弾に関する記載は見出せなかった。
なお、簿冊「「タ」弾の説明 昭和18.8」は、アジア歴史資料センターのホームページの「レファレンスコード検索」から、レファレンスコード<C14010855800>で検索し、閲覧できる。( https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/reference

また、「レファレンス協同データベース」( http://crd.ndl.go.jp/reference )には、以下の事例が収録されている。<タ弾>でキーワード検索すると、35件該当するが、内容を確認したところ、砲弾のタ弾についてのレファレンスは当該事例のみ。
・「下記の資料について、目次内容の調査願います。 書誌 :大戦中在独陸軍関係者の回想(国立国会図書館)」
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000216274
回答文中に『大戦中在独陸軍関係者の回想』の目次が記載されており、「(7)弾丸の革命児「タ弾」について 落合武夫 pp.113-118」という項があることがわかる。
都立図書館未所蔵資料のため、内容は確認していない。


この他、論文や資料を調査できるデータベースを検索したが、記載がある資料は見出せなかった。
・「J-STAGE」(科学技術振興機構) https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja
・「CiNii Articles」(国立情報学研究所) https://ci.nii.ac.jp
・「国立国会図書館オンライン」(国立国会図書館) https://ndlonline.ndl.go.jp
・「東京大学史料編纂所データベース」(東京大学史料編纂所) http://wwwap.hi.u-tokyo.ac.jp/ships

なお、以上のデータベースおよびホームページの最終検索日および最終アクセス日は、2019年7月22日である。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
兵器.軍事工学  (559 9版)
陸軍  (396 9版)
参考資料
(Reference materials)
【資料1】日本陸軍「戦訓」の研究 大東亜戦争期「戦訓報」の分析 / 白井明雄著 / 芙蓉書房出版 / 2003.2<396.3/5001/2003>
【資料2】陸戦兵器総覧 / 日本兵器工業会編 / 図書出版社 , 1977<5590/9/77>
【資料3】幻の秘密兵器 / 木俣滋郎著 / 光人社 / 1998.8(光人社NF文庫)<S/5590/3029/98>
【資料4】日本陸海軍事典 / 原剛編, 安岡昭男編 / 新人物往来社 / 1997.8<R/3921/3070/97>
【資料5】間に合わなかった兵器 もう一つの第二次世界大戦 / 徳田八郎衛著 / 東洋経済新報社 / 1993.10<5590/3012/93>
【資料6】日本の秘密兵器 陸軍編 太平洋戦争 / 小橋良夫著 / 池田書店 / 1976<5590/8/1>
【資料7】世界兵器図鑑 日本編 / 国際出版 / 1973 /<R/5591/5/1A>
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000263087解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!