レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年06月30日
- 登録日時
- 2019/03/22 19:42
- 更新日時
- 2020/09/01 14:56
- 管理番号
- 相大-H30-030
- 質問
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解決
さざなみについて知りたい。海の波のことだけでなく、風や空気などからさざなみが伝わって様々な事象に影響を及ぼすときいた。それらの書いてある本はあるか。
- 回答
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以下の資料を提供した。
①『波の科学』
②『重力波とは何か』
③『知の歴史』
④『時空のさざなみ』
- 回答プロセス
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➀自館OPACでキーワード“さざなみ”、“重力波”で検索する。
『動力波で見える宇宙のはじまり』 ピエール・ビネトリュイ/著 講談社 2017 【s33479502 443.9】
p245に重力波について、“質量が大きな物体がすばやく動くときに発生する”など回答に関連した記載が多数あった。
『重力波とは何か』安東正樹/著 講談社 2016 【s32132193 441.1】
p49-74に「これが重力波だ」の項目があり、“重力波とは、時空の歪みが波として高速で伝わるもの”であるなど、関連した記載が多数あった。
『知の歴史』 徳間書店 2002 【s21463435 404】
「電子のさざ波」の項あり。
『アインシュタインの予言』 Barry Parker/著 共立出版 2005【s24924029 421.2】
p129に、「空間が起こすさざ波」の項目があり、重力波や電磁波についての記載があった。
『波の科学』 谷村康行/著 日刊工業新聞社 2012 【s23676794 423.84】
さざなみに関する記載あり。
『風の事典』 真木太一/(他)編 丸善 2011 【s29750551 R451】
「風と水のかかわり」の項目あり。
『時空のさざなみ』 ホヴァート・シリング/著 化学同人 2017 【s32918344 441.1】
p344に、重力波を観測できる装置がある旨の記載あり。
⓶棚を直接確認する。
『ながれの事典』 神部勉/編 丸善 2004 【s22012512 R423.8】
さざなみについての記載はなかったが、P110-113に「風が作る波」の項目があり、“波長が約2mより短い波は表面張力の影響が重力より大きくなるので、表面張力波、または毛管波と呼ばれる。さざなみは表面張力波である”と記載があった。
➂回答につながる記述のなかった資料
『太陽からの風と波』 桜井邦朋/著 講談社 1975 【s00442996 444】
p79-108に「太陽風はどこまで吹いているか」の項目があり、地球磁場と太陽風が周囲にもたらす“衝撃波”という現象についての説明があったが、回答につながる記述はなかった。
『風と波を知る101のコツ』 森朗/著 エイ出版社 1999 【s19766401 451.4】
p94「波を知る」の項目があったが、回答につながる記載はなかった。
『気象の事典』 平凡社 1988 【s06447197 451】
p442の「風浪」の項目に、“水面上を風が吹くと、最初に波長数mm程度、同期0.1秒以下の表面張力波(さざなみ)が発生する”と記載があったのみで、回答にはつながらなかった。
『地球大図鑑』 ジェームスF.ルール/編 ネコ・パブリッシング 2005 【s25295841 450】
『トコトンやさしい地球科学の本』 地球科学研究会/編著 日刊工業新聞社 2005 【s23261761 450】
注:【 】は自館資料コードと請求記号
- 事前調査事項
- NDC
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- 力学 (423 9版)
- 気象学 (451 9版)
- 恒星.恒星天文学 (443 9版)
- 参考資料
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- 『動力波で見える宇宙のはじまり』 ピエール・ビネトリュイ/著 講談社 2017
- 『重力波とは何か』安東正樹/著 講談社 2016
- 『知の歴史』 徳間書店 2002
- 『アインシュタインの予言』 Barry Parker/著 共立出版 2005
- 『時空のさざなみ』 ホヴァート・シリング/著 化学同人 2017
- 『風の事典』 真木太一/(他)編 丸善 2011
- 『ながれの事典』 神部勉/編 丸善 2004
- 『波の科学』 谷村康行/著 日刊工業新聞社 2012
- キーワード
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- さざなみ
- 重力波
- 風波
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000253572