レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年06月03日
- 登録日時
- 2021/11/10 16:15
- 更新日時
- 2021/11/26 19:26
- 管理番号
- 相橋-R3-030
- 質問
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解決
国道16号沿線の歴史について書いてある本を読みたい。
- 回答
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①~④を提供した。
- 回答プロセス
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市内OPACにてキーワード“国道16号”で検索したところ、以下の資料が見つかった。
①『道・湊・鉄道と共に歩むかながわの街の歴史 古代から現代に至るまで』 小方武雄/著 技報堂出版 2012 (自館請求記号:K0-21)
p97-98「道の移り変わり 横浜、藤沢からの道―八王子道(現国道16号、467号)」の項に、「国道16号は横浜から大和の北端を通って相模原・八王子に至る道路で、現在の道路(東名横浜町田インター附近はバイパスとなっている)は、横浜市上川井付近から北側の部分について昭和の初期に改修され、横浜市内の部分については昭和27(1952)年、日米行政協定に基づき直線化が行われている。大和~相模原の部分について、昭和の初期に改修される前はというと、戦国時代に鎌倉の玉縄城と八王子の滝山城とを戦略上直線的に結ぶ必要から整備されている。図(図4-10か)をみても、かなり直線部分が多いことがわかる。
・大正9(1920)年 八王子街道 県道12号
・昭和27(1952)年 道路法の改正によって二級国道129号東京環状線。
・昭和33(1958)年 国道16号線に指定される。」との記載あり。
②『国道16号線スタディーズ』 塚田修一/編著 西田善行/編著 青弓社 201805 (自館請求記号:K9-68 広域)
p238-250「終章 [東京都市圏]の縁をなぞる 西田善行 国道十六号線と沿線地域の歴史と現状 2 十六号線形成史―軍事道路、産業道路からショッピングロードへ」の項に、一八七六年(明治九年)の太政官布告以降からの該当の解説と地図あり。
③『国道16号線 「日本」を創った道』 柳瀬博一/著 新潮社 202011 (自館請求記号:K9-68 広域)
p168-175「第5章 カイコとモスラと皇后と16号線 モスラが伝える日本の近代と蚕の関係」の項に、該当の解説と「日本の絹の道(シルクロード)」の地図あり。
p190-191「第6章 未来の子供とポケモンが育つ道 定年ゴジラが踏み潰す老いたニュータウン」の項に、該当の解説あり。
④『あしたさがみはら 2017年3月 相模原市観光ガイドブック』 相模原市 201703 (自館請求記号:K1-29)
p9「ショッピングロード国道16号 [国道16号の歴史]」の項に、「横浜方面から橋本へ向かって走ると、鹿沼台交差点から道幅が広くなっています。これは戦時中、急きょ飛行機の滑走路として利用できるように広げられたためといわれています。1960年代までは産業道路としての役割が強かったものの、現在は大型小売店舗や家電販売店舗などが出店し、ショッピングロードの性格も併せもつようになっています。」との記載あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (21)
- 地理.地誌.紀行 (29)
- 運輸.交通.観光事業 (68)
- 参考資料
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- 『道・湊・鉄道と共に歩むかながわの街の歴史 古代から現代に至るまで』 小方武雄/著 技報堂出版 2012
- 『国道16号線スタディーズ』 塚田修一/編著 西田善行/編著 青弓社 2018
- 『国道16号線 「日本」を創った道』 柳瀬博一/著 新潮社 2020
- 『あしたさがみはら 2017年3月 相模原市観光ガイドブック』 相模原市 2017
- キーワード
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- 国道16号
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000307456