レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年07月19日
- 登録日時
- 2014/08/16 15:44
- 更新日時
- 2014/08/22 13:58
- 管理番号
- 2014-0009
- 質問
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解決
昭和16(1941)年~昭和20(1945)年頃までの戦時中の「お茶の広告」を探したい
下記の資料は見たので、それ以外の資料を探したい。
●請求記号:R182.2-HAJ-0015
『新聞広告美術大系:第15巻:昭和戦時下編(昭和11年~20年)
―飲食・嗜好品 衣料品・雑貨 [大型本]』
(羽島知之 編、大空社、2007)
- 回答
-
既定事実として
・民間放送の開始は
・ラジオ放送は1951年(昭和26年)9月1日に、
愛知県の中部日本放送と
大阪府の新日本放送(のちの毎日放送)
からである。
・テレビジョン放送の第一号は1953年(昭和28年)8月28日に
日本テレビ が開始した
・そのため、戦時中の広告の主な出稿先は「新聞」と「雑誌」であった。
当館OPACの「内容詳細」に
キーワド:お茶 広告 昭和の広告 戦時中 戦時下 プロパガンダ
などを入力して検索する。
ヒットした広告関係の本には目次入力がされているので、
内容を確認して絞り込んでいくと、下記資料が候補となった。
●請求記号:102-SHI
『昭和広告証言史
表紙・扉タイトル:語りつぐ昭和広告証言史 宣伝会議選書』
(渋谷重光 著、宣伝会議、1978)
→ 昭和の広告界について、代理業から媒体社、広告主、制作者、ジャーナリズムまで
各分野を詳細に解説。
●請求記号:102-YAM
『広告―ものと人間の文化史 130』
(八巻俊雄 著、法政大学出版局、2006)
→p.179 第9章 昭和の広告
→p.186 二 第二期―十五年戦争時代(1931~1945)
●請求記号:R140-TOK-2
『日本の広告美術―明治・大正・昭和:2 新聞広告、雑誌広告』
(東京アートディレクターズクラブ 編 、美術出版社 、1967)
→ 広告媒体としての雑誌の変遷:宮本信太郎
→ 新聞広告100年:今泉武治
●請求記号:308-SOU-0006
『広報・広告・プロパガンダ―現代のメディアとジャーナリズム:第6巻』
(津金澤聡廣、佐藤卓己 責任編集、ミネルヴァ書房、2003)
→ 第4部:広告編
第9章:広告メディアとしての戦時期婦人雑誌―『主婦之友』の流行案内を中心に
●請求記号:312-NIS
『プロパガンダ 1904-45 新聞紙・新聞誌・新聞史 東京大学コレクションⅩⅧ』
(西野嘉章 著、東京大学出版会、2004)
●請求記号:450-WAK
『戦争がつくる女性像
―第二次世界大戦下の日本女性動員の視覚的プロパガンダ ちくま学芸文庫』
(若桑みどり 著、筑摩書房、2007)
→ 第二章:戦時下の婦人雑誌のみる女性イメージ
戦時中の「お茶の広告」が多く出稿されたのは女性雑誌と思われる
ので、当時の実際の広告を見たい時は、『近代女性雑誌ライブラリー』
部門を図書館事業として活動している専門図書館・「一般財団法人
石川武美(いしかわ・たけよし)記念図書館(旧・お茶の水図書館)」を
紹介した。
(http://www.ochato.or.jp/library.html)(2014年08月16日 確認)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 広告.宣伝 (674 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- お茶の広告
- 昭和の広告
- 戦時中
- 戦時下
- プロパガンダ
- 照会先
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- 一般財団法人 石川武美(いしかわ・たけよし)記念図書館(旧・お茶の水図書館)HP
(http://www.ochato.or.jp/index.html)
(2014年08月16日 確認)
- 一般財団法人 石川武美(いしかわ・たけよし)記念図書館(旧・お茶の水図書館)HP
- 寄与者
- 備考
- クイックレファレンス
- 調査種別
- 文献紹介 所蔵調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000158374