レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年07月01日
- 登録日時
- 2020/11/26 11:24
- 更新日時
- 2020/11/26 11:24
- 管理番号
- 市川20200701-01
- 質問
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解決
千葉県市川市東浜1丁目地先と船橋市の境界線はいつ、どういった理由でひかれたのか知りたい。
- 回答
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『市川市議会定例会会議録 平成22年9月』(市川市議会/編 2010)p.120‐21に東浜1丁目地先の人工干潟についての簡単な経緯、経過についての記録がある。それによるとこの干潟は県企業庁により昭和54年から56年度にかけて、京葉港第二期埋立事業が実施されるまでの暫定的な活用として造成したもので、当時企業庁より管理委託について船橋市と市川市に協議があったものの市川市はこれが暫定的な施設であったことと市川市には陸側に公共用地がほとんどなかったことなどから、船橋市による一体管理についてやむを得ないと判断したことがわかった。
その後埋立計画などの検討に長期間を要し、市川地先にあった海浜、干潟は結果的に船橋市の海浜公園として運営管理されていたとあり、『市川市議会定例会会議録 平成24年6月』(市川市議会/編集 2012)p.286に「企業庁から本市と船橋市との両市で共同使用、共同管理することを前提に、平成23年度から協議を進め(中略)24年3月28日に合意書を取り交わした」との記載を確認した。
また、現在この人工海浜施設の利用ルールを定めている『船橋市潮見町地先及び市川市東浜1丁目地先の人工海浜及びその付帯施設の利用に関する行政指導指針』によれば、第2条1項に「「人工海浜施設等」とは、船橋市長及び市川市長が千葉県企業庁長から平成26年4月1日に引継ぎを受けた船橋市潮見町地先及び市川市東浜1丁目地先の人工海浜及びその付帯施設」を指し、同3項に「平成26年3月24日付けで船橋市長及び市川市長が締結した人工海浜施設等に関する協定書」が取り交わされたことが記載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000289864