レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年08月23日
- 登録日時
- 2021/01/28 16:26
- 更新日時
- 2021/02/16 11:41
- 管理番号
- 相-200010
- 質問
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解決
平安時代 貴族たちが乗る牛車の牛は誰がどこで養育していたのか。
牛飼童が大内裏の近隣に住んでいて、貴族からの要請ですぐ駆け付けるという話は聞いたことがある。
- 回答
-
・『牛車 ものと人間の文化史160』櫻井芳昭著 法政大学出版局 2012
「第2章 五 牛飼童と牛の扱い方」があり、p.47に「牛飼童には、官庁の輩下にあって、行幸、行啓などの公的な行事などに従行する者と、特定の貴族や寺院などの専属になって、当家の出行を担当する者があった。」とあります。また牛や車の所属についても記載されています。p.53~57「牛の飼育と仕込み」に、九世紀ごろの牛は「天皇家・摂関家や院の牛牧や諸国から貢上され、馬寮や院、摂関家の厩等で飼育された。」等の記述があります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本史 (210)
- 参考資料
- キーワード
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- 牛車
- 牛飼童
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000293094