レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年01月29日
- 登録日時
- 2012/06/07 09:35
- 更新日時
- 2012/06/07 09:35
- 管理番号
- 20120129/964
- 質問
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未解決
加賀海岸の明治~大正ごろの海図を見たい。この付近は海難事故が頻発しており、海底に岩礁などがあるのではないかと思うが、新しい海図には記入されていない。
- 回答
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当館は所蔵なし。
- 回答プロセス
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まず古い海図がないか自館資料を検索した。
「全文=海図」「全文=海上保安庁」「請求記号=557.7」の条件で検索した。
郷土資料では『七尾湾海底地形図』1982 海上保安庁水路部(K452/12)、『舳倉島』1979 海上保安庁水路部(K558/2)、『珠洲岬』1981 海上保安庁水路部(K558/3)などがヒットした。
国会図書館のリサーチ・ナビで「調べ方案内」の「海図」を見た。
とりあえず、「請求記号=YG4-Z*」(のし図)で検索し、出版年の古いもの順に並べた。
明治末、大正年間の『宮津灣及栗田灣 日本・本洲北西岸・丹後』や『能登半島 日本・本洲北西岸』などはあったが、加賀海岸を含んでいそうなものは見つけられなかった。
リサーチ・ナビの「海図」に載っていた、海上保安庁の「海の相談室」のFAQ集を見ると、「日本周辺の海岸区」という項があり、「村崎ノ鼻{Murasaki-no-Hana}(下関市)~龍飛埼{Tappi Saki}(青森県)」は「本州北西岸」に当る、とあった。
ふたたびNDL-OPACで「本州北西岸」をキーワードに検索すると、[海軍省]水路部が昭和9年に測量した『本洲北西岸諸分圖第3 日本』(NDLC:YG4-Z)の内容細目が、「橋立港 (1:10000). 金石泊地 (1:15000). 瀧港 (1:15000). 輪島港 (1:15000). 富來港附近 (1:20000)」となっていた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 航海.航海学 (557 9版)
- 参考資料
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- 国立国会図書館サーチ
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調べ方案内「海図」(国立国会図書館「リサーチ・ナビ」)
http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-601032.php(2012/06/07確認) -
海上保安庁海洋情報部「海の相談室」FAQ集
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/JODC/SODAN/faq/mokuji.htm(2012/06/07確認)
- キーワード
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- 加賀海岸
- 海図
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000106915