レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/1/8
- 登録日時
- 2016/01/09 00:30
- 更新日時
- 2016/01/09 00:30
- 管理番号
- 滋2015-0030
- 質問
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解決
『水口藩加藤家文書調査報告書』(甲賀市教育委員会編)のp.571に記載されている、「近江水口加藤子爵家文書」(東京大学史料編纂所大影写本)を閲覧したいが、どこで所蔵しているか。文書の中の、「蒲生郡坂田郡郷村高帳写」、「蒲生郡坂田郡高目録写」が見たい。
- 回答
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東京大学史料編纂所のデータベース検索画面(http://wwwap.hi.u-tokyo.ac.jp/ships/db.html)で複数のデータベースを横断検索したところ、日本古文書ユニオンカタログでヒットしました。
これによると、「近江国蒲生郡・坂田郡内郷村高帳写」は『近江水口加藤文書』の6巻38頁に、「近江国蒲生郡・坂田郡内郷村高目録写」は同文書の6巻43頁にあります。
東京大学史料編纂所の所蔵史料目録データベースによると、この『近江水口加藤文書』(影写本)は外題が「近江水口加藤子爵家文書」、6冊、1884年~1932年に撮影・複本作成、原蔵者は加藤克明(東京市牛込区)となっています。東京大学史料編纂所での請求記号は、3071.61-7です。
ほかに所蔵機関がないか、『国書総目録』で確認しましたが、「加藤文書」のうち、水口の加藤家の資料は東京大学史料編纂所のみ所蔵で、数量は6冊です。また、「水口加藤文書」として、九大文化(九州大学九州文化史研究施設)の所蔵資料がありますが、数量は2冊です。
日本古典籍総合目録データベース(http://base1.nijl.ac.jp/~tkoten/about.html)も検索しましたが、ほかに水口の加藤家に関する資料はないようでした。
当館で所蔵している加藤家関係の資料では、写真複製版の『華族家記 加藤明実(水口藩)』がありますが、内容は明治期の加藤家に関する文書です。原本は国立公文書館所蔵です。写真複製版は協力貸出可能なほか、国立公文書館のデジタルアーカイブ(https://www.digital.archives.go.jp/)で全画像を閲覧することができます。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 8版)
- 参考資料
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- 1 水口藩加藤家文書調査報告書 甲賀市教育委員会∥著 甲賀市教育委員会 2010年 5B-2533- 10
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2 国書総目録 第2巻 か-く 岩波書店 1989年 L-0251-2 p.189 -
3 国書総目録 第7巻 ふ-よ 岩波書店 1990年 L-0251-7 p.559 -
4 華族家記 加藤明実(水口藩) 1 滋賀県立図書館[制作] 1871年 S-2833-1 1巻~5巻まであり。7分冊 -
5 近江蒲生郡志 巻4 蒲生郡役所∥編集 蒲生郡役所 1922年 S-2140-4 p.5-72
- キーワード
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- 水口藩
- 加藤家
- 古文書
- 照会先
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- 東京大学史料編纂所
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵機関調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000186887