レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/07/23
- 登録日時
- 2018/03/29 00:30
- 更新日時
- 2018/03/29 00:30
- 管理番号
- 参調 17-0102
- 質問
-
解決
森鴎外の短編『中仕切り』が読みたい。
『中井久夫集 2』 みすず書房 p60に「鴎外に「中仕切り」という短篇があるが、五十歳を過ぎてから「中仕切り」を書いたので」という一文がある。
- 回答
-
『中井久夫集 2』は当館所蔵なし。質問者が該当部分のコピーを持参した。
当館蔵書検索で「森鴎外」「中仕切り」で検索したが該当なし。国会サーチで同じく「森鴎外」「中仕切り」で検索したが該当なし。
検索エンジンで「森鴎外」「中仕切り」で検索したところ、個人のブログに「森鴎外に「中仕切」(用字は自信がない)という短編があったと記憶する。(中略)鴎外の場合は、時間的に、人生の一つの節目に、それまでの自分を中間総括するような趣旨であったような覚えがある。」の記述を発見。
(http://www.idaimae-mental.com/2008/09/%E4%B8%AD%E4%BB%95%E5%88%87/ 栃木の心療内科のブログ 最終確認平成30年3月9日)
鴎外が五十歳過ぎに書いた短編であるが、タイトルが「中仕切り」ではない可能性があると予想。年表を確認する前に青空文庫の森鴎外公開作品一覧のリストを見ていたところ、「なかじきり」という作品があることに気づいた。
当館蔵書検索で「なかじきり」をキーワードに検索しなおしたところ、『?外全集 著作篇 第18巻』他に収録されていることがわかった。当館所蔵資料で一番読みやすい(発行が新しい)ものは『作家の自伝 2 森鴎外』。
また、青空文庫にも全文が掲載されている。
質問者に電話で報告。来館時に当館所蔵資料を閲覧する、とのこと。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 評論.エッセイ.随筆 (914 7版)
- 参考資料
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- 1 作家の自伝 2 森?外 佐伯/彰一?監修 松本/健一?監修 日本図書センター 1994.10 910.26/SA/2
- キーワード
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- 中仕切り
- なかじきり
- 森鴎外
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000233453