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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
北海道立図書館 (2110028)管理番号
(Control number)
北方 15-0063
事例作成日
(Creation date)
2012/10/03登録日時
(Registration date)
2016年03月30日 00時30分更新日時
(Last update)
2016年03月30日 00時30分
質問
(Question)
明治27年に香川県那珂郡七嘉村大字七ケ村より幌別郡登別村字蘭法華番外地に移住した人物がおり、その経緯が知りたい。
 香川県立図書館に照会したところ、明治15年の丸亀から北海道日高および幌別への移住の動向がわかる資料を紹介された。同一の理由と思われるが、明治27年の香川県から北海道へ移住が行われた経緯を知りたい。

 関連して 明治45年の河西郡帯広町と、大正3年に空知郡歌志内村に、香川県からの移住者が居たのかが知りたい。
回答
(Answer)
「北海道団体移住一覧」(『角川日本地名大辞典 1-[2] 北海道』参考資料1所収)には登別村からの香川県の団体移住が載っていなかった。また、下帯広村(現帯広市)、歌志内村についても同様だった。

登別の市史には明治27年の移住についての記述なし。
香川県からの移住については、『讃岐移民団の北海道開拓資料』(回答資料1)という資料があるが、明治20年~24年にかけての内容が中心だった。
『北海道開拓と移民』(回答資料2)の1章に四国の移民について言及あり。
その中の香川県については北海道移住民周旋会や香川県北海道移民奨励会があり、明治20年代前半の早い時期から全県あげて北海道移住への取組がみられたこと、明治24年前半から徳島県とならび県内に異常なほど"移住熱"がみなぎっていたことという特徴があった。
その典拠となる論文「香川県と北海道移住」(中村英重著 『リベラル・アーツ』(回答資料3))の表3市郡別の移住数によると、明治27-30年の表で那珂郡は577名170戸が移住している。
この論文では明治27年~31年にかけて移住のピークが認められたとあり、その大きな要因は団体移住だったと、分析している。
また、団体移住のほかに農場の小作移住も進展した時期であったとも書かれている。
『香川県人の北海道移住』(回答資料4)の中に香川県統計書の北海道移住の数字があり。
明治27年那珂郡から11戸51名が移住したことが確認できる(p.73)。
氏名等がわかる資料は見つからなかった。


『帯広市史』によると明治30年末各戸長役場管内19村の出身地府県別人口の中に香川28(名)とある。(回答資料5 p.176)
また、幸震村(後の大正村愛国部落)には晩成社の小作人として明治29年香川県讃岐国柞木村出身の楠木辰蔵一家ヶ開墾を始めたとあるが、それ以上の細かな記述はなし。

歌志内への香川県の移住については、歌志内の市史等、資料での確認ができなかった。

入植の場所などを調べる方法として、「北海道国有未開地処分法完結文書」という台帳目録及び土地貸付目録がある。北海道立文書館に所蔵しているので、それを紹介する。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
人口.土地.資源  (334 7版)
参考資料
(Reference materials)
1 讃岐移民団の北海道開拓資料 大久保 一∥編 白川 武∥編 多度津文化財保存会 1981.10 334.5/O 第1章

2 北海道開拓と移民 田中 彰∥著 桑原 真人∥著 吉川弘文館 1996.2 334.5/TA p.23~28

3 香川県人の北海道移住 細川 滋∥著 香川県立文書館 1998.3 334.5/KA p.73

4 リベラル・ア-ツ 通巻5号 札幌大学 1991.7.15 Z101 p.18~31

5 帯広市史 帯広市史編纂委員会∥編 帯広市 1976 213.2/O p.176
キーワード
(Keywords)
移住
香川県
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事項調査
内容種別
(Type of subject)
人物
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000190395解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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