レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年03月30日
- 登録日時
- 2012/03/30 17:51
- 更新日時
- 2014/01/08 18:03
- 管理番号
- 20120330-4
- 質問
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解決
『俚言集覧』について知りたい。
- 回答
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りげんしゅうらん〔リゲンシフラン〕【俚言集覧】 大辞泉
江戸時代の国語辞書。26巻。太田全斎著。成立年未詳。主として俗語・俗諺などを集め、五十音の横の段の順序に配列して語釈を加えたもので、明治33年(1900)に、井上頼圀(いのうえよりくに)・近藤瓶城(こんどうみかき)が現行の五十音順に改編、増補して「増補俚言集覧」3冊として刊行。
りげんしゅうらん[―しふらん] 【俚言集覧】 大辞林
国語辞書。二六巻。太田全斎著。1797 年(寛政 9)以後 1829 年(文政 12)以前の成立。俗語・俗諺を集めて五十音の横段の順に配列、語釈を施す。1900 年(明治 33)、井上頼圀(よりくに)・近藤瓶城(みかき)が増補、五十音順に改編した「(増補)俚言集覧」三冊が刊行され流布した。
りげんしゅうらん[リゲンシフラン]【俚言集覧】-日本国語大辞典
江戸中期の国語辞書。二六巻。太田全斎著。寛政九年(一七九七)以降の成立。石川雅望の「雅言集覧」に対するもので、俗語・方言・諺の類を集成、五十音図の横列の順に排列、語釈を施す。・・・
俚言集覧(りげんしゅうらん) 日本大百科全書(小学館)
国語辞書。26巻。太田全斎(おおたぜんさい)(1759―1829)の著『諺苑(げんえん)』をもとに増補改編されたもの。『雅言集覧(がげんしゅうらん)』に対して名づけられたもので、俗諺(ぞくげん)、俗語のほか漢語、仏教語、固有名詞などを豊富に収録しており、江戸時代の口語語彙(ごい)集として注目される。・・・
写本で伝わってきたが、井上頼圀(よりくに)・近藤瓶城(みかき)が現行の五十音順に改編、さらに増補して『増補俚言集覧』三冊(1899~1900)として刊行された。
りげんしゅうらん【俚言集覧】-国史大辞典
江戸時代の国語辞典。『雅言集覧』『倭訓栞』と並び称せられる。二十六巻。村田了阿編と誤り伝えられたが、俗諺を集めた『諺苑(げんえん)』が発見され、太田全斎編と判明。・・・
[参考文献]
山田忠雄監修『春風館本諺苑』(『古辞書叢刊』一)、吉田東朔・築島裕『国語学史』、藤井乙男「諺苑より俚言集覧へ」(富永牧太校訂『諺苑』所収)、岡田希雄「俚言集覧伊部上巻の発見」(『国語国文』一二ノ九)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 辞典 (813 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 太田全斎(おおたぜんさい)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000104545