レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 伊丹市立図書館 本館「ことば蔵」 (2300062) | 管理番号 (Control number) | 1007 | |||
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事例作成日 (Creation date) | 2017年05月19日 | 登録日時 (Registration date) | 2017年05月20日 11時28分 | 更新日時 (Last update) | 2020年11月08日 15時36分 | |
質問 (Question) | 津村耕司『宇宙はなぜ「暗い」のか?:オルバースのパラドックスと宇宙の姿』ベレ出版 という本を読んでいたところ、掲載写真に傷が入っていました。図書館から出版社に言ってもらえませんか。 | |||||
回答 (Answer) | 写真を提供したJAXAによると、観測されなかった部分が黒いスジ状になるとのことです。黒いスジ状が、傷に見えた部分です。出版社の印刷の問題ではありませんでした。 | |||||
回答プロセス (Answering process) | 現物を確認すると、質問者が気になったのはp128に掲載のモノクロ写真。「あかり」による遠赤外線での宇宙地図 提供:JAXA との記載あり。確かに写真に斜線が数本入っている。 JAXAのHPでも公開されていないか確認。書籍に掲載している元の写真と思われるカラー写真の掲載があった。 「高詳細な遠赤外線全天画像データを公開~赤外線天文衛星「あかり」の新しい観測データを研究者が利用可能に~ 」 http://www.isas.jaxa.jp/j/topics/topics/2015/0115_akari.shtml 以下はHPより抜粋 ~「あかり」の観測した全天の遠赤外線画像。青:90マイクロメートル、赤:140マイクロメートルの2色合成で示す。中央に水平に伸びるのが天の川。銀河系の中心領域を画像の中心にした360°の範囲を示す。Sの字状に薄く見えるのは、太陽系内の塵による光。「あかり」は全天の99%以上の領域を観測し、詳細な全天の遠赤外線地図を描き出した。観測されなかった残り1%未満の領域が画像中に黒いスジ状に見られる。色の青いほどより温かい星間物質、赤いほどより冷たい星間物質の存在を示す。星間物質が温かい領域ほど、そこでより多くの新しい星が生まれつつあることを示す。~ ※URL最終確認日:2020.11.8 | |||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) | ||||||
キーワード (Keywords) | ||||||
照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||
備考 (Notes) | ||||||
調査種別 (Type of search) | 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | ||
登録番号 (Registration number) | 1000216404 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |