レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年05月12日
- 登録日時
- 2014/05/12 15:28
- 更新日時
- 2014/10/21 12:34
- 管理番号
- 秋田-1662
- 質問
-
未解決
明治5年12月2日に除夜の鐘は鳴ったか。
- 回答
-
『南養寺所蔵史料集2(寿山和尚日記)』の中に
「二日、晴、内外大掃除、歳神棚祭、本堂尊厳、餅備之事、
家来立川遣ひニ遣ス、除夜ニ付百八声也
十二月三日ヲ以て一月一日と改る」
との記載がある、という情報を確認。
鳴らなかった、という資料はインターネットの情報を元に
「街角の科学誌」 p235 金子務/著
「図解入門 よくわかる最新時間論の基本と仕組み」第1章p22 竹内薫/著
で記載を確認。
秋田県内の詳細については確認できる資料なし。
- 回答プロセス
-
日本の暦が太陰暦から太陽暦へ変わったのが明治6年。明治5年の12月3日が明治6年の1月1日となり、明治5年12月2日が大晦日にあたる。
質問者は「鳴った」ことを確認できる資料を所望。
インターネットで検索したところ、こちらのページ(http://blog.goo.ne.jp/11111fumitomo/m/201102)に
『南養寺所蔵史料集2(寿山和尚日記)』の中に
「二日、晴、内外大掃除、歳神棚祭、本堂尊厳、餅備之事、
家来立川遣ひニ遣ス、除夜ニ付百八声也
十二月三日ヲ以て一月一日と改る」
との記載がある、という情報を確認。
鳴らなかった、という資料はインターネットの情報を元に
「街角の科学誌」 p235 金子務/著
「図解入門 よくわかる最新時間論の基本と仕組み」第1章p22 竹内薫/著
で記載を確認。
当館所蔵NDC499の資料も数点確認したが、改暦について書かれていても除夜の鐘についての記載はなし。
・日本の暦 岡田芳朗/著
・文化系のための暦読本 上田雄/著
・暦を知る事典 岡田芳朗/著
・暦と時の事典 内田正男/著
・暦の百科事典 暦の本/著
・おもしろくてためになる暦の雑学事典 吉岡安之/著
・暦の語る日本の歴史 内田正男/著
・明治ニュース事典
・近代庶民生活の展開 松崎憲三/著
・明治改暦 岡田芳朗/著
- 事前調査事項
- NDC
-
- 時法.暦学 (449)
- 参考資料
-
-
[寿山碩維] [著] , 寿山碩維, 1847-1919. 南養寺所蔵史料集 2 (寿山和尚日記). くにたち中央図書館, 1990. (国立市地域史料叢書 ; 第13集)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I023519804-00
-
[寿山碩維] [著] , 寿山碩維, 1847-1919. 南養寺所蔵史料集 2 (寿山和尚日記). くにたち中央図書館, 1990. (国立市地域史料叢書 ; 第13集)
- キーワード
-
- 除夜の鐘
- 明治5年
- 改暦
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 一般
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000153181