レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年07月11日
- 登録日時
- 2021/07/11 11:45
- 更新日時
- 2022/03/31 17:01
- 管理番号
- 20210704
- 質問
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解決
市内、明野川に架かる「勇払1号」という名前の古い橋の由来が知りたい。昔ここら辺を軽便鉄道(浜線)を走っていたらしいと聞いたことがあるが、もともと道路として造られたのか、それとも軽便鉄道(浜線)として造られたのか教えてほしい。(昭和になってからの橋・コンクリート製)
- 回答
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断定はできないが、少なくとも軽便鉄道(浜線)の橋では無い。恐らく以前走っていたと考えられるのは「苫小牧港開発 苫小牧臨海鉄道(1968~1998休、2001廃)」そもそも軽便鉄道(浜線)は1927年・昭和2年に国に買収されており、問い合わせのあった橋の位置も苫小牧港掘削前の路線と重ならない。
国土地理院(2万5千分の1)の地形図を見ると苫小牧港開発 苫小牧臨海鉄道の路線よりも先に道路の記載がありますので、そちらを参考にしていただければとお伝えいたしました。
- 回答プロセス
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ゼンリン苫小牧で該当する場所を確認し、更に遡って調査。
苫小牧の地形図も同様に確認。
「浜線」の路線図や廃線(北海道・苫小牧地区)についても調査する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 海運 (683 10版)
- 鉄道運輸 (686 10版)
- 参考資料
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- 日本鉄道旅行地図帳 1号
- 鉄道廃線跡を歩く 10
- 苫小牧港史
- 苫小牧港要覧
- 国土地理院「勇払」2万5千分の1 昭和43年~
- キーワード
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- 苫小牧港
- 軽便鉄道(浜線)
- 日高線
- 川・橋
- 廃道
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 「道道資料北海道」個人HP 参考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000301649