レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年12月6日
- 登録日時
- 2021/06/25 15:44
- 更新日時
- 2022/03/24 11:14
- 管理番号
- 大宮-1-00088
- 質問
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解決
大宮ステーションビル(現・大宮ルミネ)で、シンボルマークとして英語の「U」が5つ集まったようなマークが使用されていたが、由来はなにか?
- 回答
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「埼玉新聞」1970(昭和45)年3月9日の9面に「社章の由来(29)大宮ステーションビル」という記事が掲載されている。
シンボルマークは、大宮市の市章から、桜の花びらを図案化したもの。花びらにあたる5つの「U」は鉄道のレールを表している。大宮は、京浜東北線・信越線・上越線・川越線・東武野田線(※注:路線名等は記事が書かれた当時のもの)の5つの鉄道が集まっていることからこのマークになった。
- 回答プロセス
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「大宮ステーションビル」は現・大宮ルミネとなっていることからルミネ株式会社の公式サイトの「会社概要・沿革」の記述を確認。大宮駅の駅ビルは1967年に開業し、1991年に大宮ステーションビルが他3社と合併して「ルミネ株式会社」となった経緯がわかった( https://www.lumine.co.jp/profile/history/ 2022年3月24日最終確認)。埼玉県立図書館の「埼玉関係データベース」にて埼玉新聞の1967年から1991年までの「大宮ステーションビル」関連の記事を検索( https://www.lib.pref.saitama.jp/local/opac/search-detail.do?lang=ja 2022年3月24日最終確認)。1970年3月9日の記事として「社章の由来(29)大宮ステーションビル」の見出しがヒットした。館内所蔵の埼玉新聞製本版にて同記事を確認した。なお、館内所蔵の地域資料をブラウジングしたところ『さいたま市の昭和』(いき出版 2013年)、『市報おおみや』昭和42年10月号、『大宮駅100年史』(日本国有鉄道大宮駅 1985年)に当時の大宮ステーションビルの写真が掲載されているのを確認、シンボルマークを視認することができた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 鉄道運輸 (686)
- 参考資料
- キーワード
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- 大宮駅
- 駅ビル
- さいたま市大宮区
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000300776