レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年06月29日
- 登録日時
- 2022/10/07 17:34
- 更新日時
- 2022/11/02 15:57
- 管理番号
- 与野-1-00060
- 質問
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解決
木戸孝允(桂小五郎)が使用した変名「新堀松輔」の読み方が知りたい。人名辞典にはなかった。
- 回答
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下記資料2点に記載があったため提供する。
1.『木戸孝允 「勤王の志士」の本音と建前』一坂太郎/著 山川出版社 2010
= p35に「しんぼりまつすけ」と振り仮名付きで変名の記載あり。1863(文久3)年京都で変名して情報収集にあたったとの記述あり。
2.『週刊日本の100人 歴史をつくった先人たち 45 木戸孝允』デアゴスティーニ・ジャパン 2006
= p9の年表の1863(文久3)年、木戸孝允30歳の年に「新堀松輔(しんぼりまつすけ)という偽名を使い、京に潜伏し情勢を探る」という項目あり。
- 回答プロセス
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●【木戸孝允】の項目に変名について記載があったもの
・『日本近現代人名辞典』臼井勝美/編 高村直助/編 鳥海靖/編 由井正臣/編 吉川弘文館 2001
p345「新堀松輔とも変名」の記載あるが読みなし
・『明治維新人名辞典』日本歴史学会/編 吉川弘文館 1981
p333「<変>新堀松輔」の記載あるが読みなし
・『号・別名辞典 近代・現代 新訂増補』日外アソシエーツ株式会社/編集 日外アソシエーツ 2003
p51「新堀松輔<変名>」の記載あるが読みなし
●変名に関する記載のなかった参考資料
・『日本史広辞典』日本史広辞典編集委員会/編 山川出版社 1997
・『日本史辞典 第2版』高柳光寿/編 竹内理三/編 角川書店 1976
・『日本人名大事典 2 カ-コ』平凡社 1979
p312-314と記述は多かったが変名に関する記載なし。
<伝記類>
・『木戸孝允』富成博/[著] 三一書房 1972
○『木戸孝允 「勤王の志士」の本音と建前』一坂太郎/著 山川出版社 2010
○『週刊日本の100人 歴史をつくった先人たち 45 木戸孝允』デアゴスティーニ・ジャパン 2006
・『木戸孝允 幕末維新の個性 8』松尾正人/著 吉川弘文館 2007
・『日記に読む近代日本 1 幕末・明治前期』吉川弘文館 2012
○の2点に読みの記載があったため、これを提供して終了とする。
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 10版)
- 日本 (281 10版)
- 参考資料
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一坂太郎 著 , 一坂, 太郎, 1966-. 木戸孝允 : 「勤王の志士」の本音と建前. 山川出版社, 2010. (日本史リブレット ; 人 070)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010942522-00 , ISBN 9784634548701 -
木戸孝允. デアゴスティーニ・ジャパン, 2006. (週刊『日本の100人』 : 歴史をつくった先人たち, No.045)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I002184657-00
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一坂太郎 著 , 一坂, 太郎, 1966-. 木戸孝允 : 「勤王の志士」の本音と建前. 山川出版社, 2010. (日本史リブレット ; 人 070)
- キーワード
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- 木戸孝允
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000322390