レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年06月02日
- 登録日時
- 2013/06/12 11:00
- 更新日時
- 2013/06/12 11:08
- 管理番号
- いわき総合-地域162
- 質問
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解決
大正14年当時の湯本町役場の場所が知りたい。
- 回答
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明治22年4月1日に町村制が施行され湯本村が発足。大正11年8月20日町制施行し湯本町となった。
その後、湯本町と磐崎村が合併し昭和29年3月31日に常磐市が発足した。役場の変遷については次のとおり。
◆明治22年4月1日 大字湯本字三函38番地
◆大正15年11月30日に役場焼失し、字三函の元磐城炭礦株式会社鑛業所跡へ移転(湯本村字三函216番地)
◆昭和9年1月17日 湯本町大字湯本字吹谷76番地へ新庁舎建設し移転(現在のいわき市役所常磐支所の場所)
- 回答プロセス
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1.資料を調査
【資料①】『湯本町勢要覧 [昭和10年度]』
P7「四、湯本町役場」に役場の変遷についての記述あり。
なかに「字三函の元磐城炭礦株式会社鑛業所跡へ移転」という記載があったが番地までは書かれていなかった。
2. 磐城炭礦株式会社鑛業所跡の場所を調査
【資料②】『いわき市史 別巻 常磐炭田史』
P125の明治26年1月の臨時株主総会資料のなかで、
磐城炭砿株式会社の砿業所を「福島県磐城国石城郡湯本村字三函弐百拾六番地に置く」とあり、焼失後の役場の移転先が判明。
その後、磐城炭砿株式会社は、大正7年~9年にかけて湯本から内郷綴町に製作所を移転した。(同市史 P924年表)
- 事前調査事項
- NDC
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- 地方自治.地方行政 (318 9版)
- 石炭 (567 9版)
- 参考資料
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- 『湯本町勢要覧』[K/318.27/ユ・1111987218]
- 『いわき市史 別巻 常磐炭田史』[K/210.1-1/イ・11100038633]
- キーワード
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- 湯本町役場
- 磐城炭砿株式会社
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000132384