レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 1999年11月24日
- 登録日時
- 2010/03/04 17:28
- 更新日時
- 2010/04/14 16:49
- 管理番号
- 22―31
- 質問
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解決
大同2(807)年、伊予親王の変により藤原雄友が伊予国に流罪となったそうだが、愛媛県のどこに流されたのか現在の地名で知りたい。
- 回答
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「一代要記」(鎌倉時代に成立した著者不明の年代記)によると「平城天皇前官 大納言藤雄友正二位、大同二年十一月一日配流伊予国津島、年五十五、」とのことなので、愛媛県北宇和郡津島町。
- 回答プロセス
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【資料1】P113~114に流罪について「日本紀略」「日本後紀」「公卿補任」「一代要記」「尊卑分脉」の記載があるが、配流地については「一代要記」にしか記載なし。
『津島町誌』など他の郷土資料にも記載なし。
(回答したのが1999年なので平成の大合併前の地名で回答)
- 事前調査事項
- NDC
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- 四国地方 (218)
- 参考資料
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- 【資料1】『愛媛県編年史』(愛媛県史編纂委員会、1972)
- キーワード
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- 藤原雄友(ふじわらのおとも)
- 一代要記(いちだいようき)
- 北宇和郡津島町(現・宇和島市)
- 藤雄友
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 藤原雄友は伊予親王の何か:「日本後紀」と「公卿補任」は舅、「日本紀略」と「一代要記」は記載なし、「尊卑分脉」は母の兄(伯父)。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 団体
- 登録番号
- 1000064367