レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年09月28日
- 登録日時
- 2016/05/12 18:12
- 更新日時
- 2017/05/14 18:06
- 管理番号
- M0236
- 質問
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解決
①大正6年にできた二俣墓地はどこにあるのか。紫雲台墓地の前身なのか。
②紫雲台墓地はいつごろ設置されたのか。
③紫雲台墓地から昇雲台墓地へ火葬場が移設されたのはいつごろか。
④紫雲台墓地の休憩所はいつごろできたのか。
- 回答
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①地図、市史等を探したが二俣墓地が見つからず、地名辞典にあたるもこれにも記載がなかった。
インターネットで調べると音別町地区にあるらしいことがわかり、音別町史を確認したところ、二俣墓地の記述があった。
このため、紫雲台墓地の前身ではないと考えられる。
②『地域史辞典 草稿(1)』に記載があり、この記述から『新釧路市史 第3巻』p.765に明治20年の記載があることがわかった。
③『新修釧路市史 第1巻』p.238-239に「昭和44年12月10日より昇雲台火葬場の供養開始」との記載があった。紫雲台火葬場が昭和7年建設との記述もあり、釧路新聞を調べたところ、昭和7-8年頃に墓地改革に関する記事が複数あった。紫雲台墓地は明治20年の開設以来、複数の改築を重ねた末に昇雲台火葬場へ移行したと思われる。
④釧路新聞を調べたところ、大正6年11月25日付の釧路新聞に『墓地待合竣成』との記事があり、こちらが恐らく休憩所のことと思われる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『音別町史』音別町史編さん委員会/編, 1985. K 292/O (資料コード:213479170)
- 『地域史辞典 草稿(1)』釧路短期大学, K 291/K (資料コード:215433065)
- 『新釧路市史 第3巻』釧路市, 1972. K 291/K/3 (資料コード:213473501)
- 『釧路市統合年表 釧路市・阿寒町・音別町合併1周年記念』釧路市地域史研究会・釧路市地域資料室/著, 2006. K 291/K (資料コード:215950932)
- 『新修釧路市史 第1巻』釧路市史編さん員会議/編集, 1993. K 291/K (資料コード:213169440)
- キーワード
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- 紫雲台墓地
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000192151