レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/05/02
- 登録日時
- 2016/10/29 00:30
- 更新日時
- 2016/11/01 10:45
- 管理番号
- 0000001399
- 質問
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解決
金沢市にある「旭町」の町名の由来を知りたい。
- 回答
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『角川日本地名大辞典 17』 p66 によると
昭和11年~現在の金沢市の町名。もとは崎浦村大字牛坂。一部が昭和39年小立野(こだつの)1~5丁目、昭和51年旭町1~3丁目となる。
昭和51年~現在の金沢市の町名。1~3丁目がある。もとは金沢市田井町・旭町・小立野5丁目の各一部。住居表示変更により成立。
とある。町名の由来までは記載なし。
『さきうら 過去・現在、そして未来へ』 p309 第九章 ふるさと風土記 町の由来 5錦町 によると、
昭和10年、懸案となっていた崎浦村の金沢市への編入にあたり(中略)村会議員全員の賛成を得ることができなかったが、村民の願いと、当地出身の高島仁左衛門村長の強力なリーダーシップで、翌11年4月1日、三馬、小坂村と共に第二次編入を遂げた。
この編入に際し、牛首、牛坂村は市の町名に馴染まないとの理由から(中略)牛坂は朝日の昇る東に位置することから「旭町」と改めた。
とある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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『角川日本地名大辞典 17』によると金沢市には朝日という地名もある(p65)。津幡(つばた)森本丘陵、内山峠西方に位置する。地名の由来は木曽義仲が倶利伽羅合戦ののち当地に陣をおいたので、義仲の旭将軍にちなみ命名したという(河北郡誌)が、朝日は上日とも書き、夕日に対する語ともいう(加賀志徴)。また朝日郷があったとの説もある(遊梅田洞記)が不詳。とある。
- NDC
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- 地理.地誌.紀行 (29 9版)
- 参考資料
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- 1 金沢・町物語 高室 信一∥著 能登印刷 1982.11 K222/62 p144 旭町
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2 石川県の地名 平凡社∥[編] 平凡社 1991.9 K290.3/309 p510-511 田井村、牛坂村 -
3 角川日本地名大辞典 17 「角川日本地名大辞典」編纂委員会∥編 角川書店 1981.7 K290.3/228 p66 旭町 -
4 さきうら 高田 慈久∥編集 金沢市崎浦公民館 2002.5 K222/1017 p307 第九章 ふるさと風土記 町の由来
- キーワード
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- 金沢
- 旭
- 崎浦
- 牛坂
- 小立野
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000198881